大晦日

さて大晦日でございます。
まずは本年ラストのデータ取り報告。平和 猪木5 と 奥村 怪物くん。
 
猪木5。
全体的には甘目の構成ですが、多少のお手入れで数字が整うのは、1月~2月のMAXだらけの中にあっては、 藤商事・ 暴れん坊 と この猪木5くらいですかね。
 
演出等については…
 
私、個人的に、ストロングスタイルが大好きでして、現在は柴田にLove♪していたりするのですが、世代的にはやはり猪木と鶴田にことのほか思い入れがありまして、2月以降は世間の評価なぞどうでもよくて、ホールで見かければ猪木を弾きます。VS前田を観るまでは弾き倒します。
ただ、「猪木はどうですか?」と聞かれた際は、いま、MAXコーナーで遊技してくださっているお客様の中に、プロレスファンが何人くらいいるかで導入台数や、入れるか入れないか決めたら?と答えておりましたが、聞く限りでは、台数値引き絡みで無茶な台数を導入するホールさんも散見されはしますが、全体販売状況としてはキモ~チ多いかな?程度で収まりそうかな?って感じです。
仕様的には、大きな冒険の無い、無難なところだなと。
 
 

12月21日

やっとこさ年末の忙しさも一息つきましたとご報告しつつ久々の更新を。
 
先々週~先週にかけては GoGoマリン、真・花の慶次、暴れん坊将軍 怪談、カイジ3、ゴッチャンデス、野菜の王国のデータ取りに奔走しておりました。
 
GoGoマリン。
悪くないんですけどね~…
でも、結局、大海3と同じなんす。
下のクルーンへの入賞頻度は抑えなくては、高価交換では薄利の運用となってしまう…
いや、それが悪いわけでは無いのですが、兎にも角にもヘソ入賞の‘リードスタート’を保持できない限りは、『まわるん』な状況を伝えられないのですよ…
とはいえ、高尾・ぶれいぶ10 や、SANSEI・あぁ女神さま の様な惨状となっては、これまたまったく意味が無いわけで…
後述する マルホン・野菜の王国 が、実に惜しいところまできているだけに、非常に残念に感じた一品。
ただ、「電チューに頼らないで‘まわるん’な状況を」という提案は、実に今後のパチンコを考えていく上では評価されていい機械とも感じております。

12月6日更新

さすが師走ということで、ちょっとバタバタしていたおかげで更新が遅れてもうしわけありません(陳謝
今回もゲージ等考察です。
藤商事さんから
 
地獄先生ぬーべー
 
原作は知りません。ですから、テレビドラマでいまやってるヤツの印象のほーが強い。
S値のコントロールに関しては、ワープ上部に2段の道がありますので、肩の渡りからは逃がし辛い縦長の構成ですが、なんとかグチャグチャにしなくともおさまります。
問題は、電チュー3個のフルMAXにどうしてもしなければならない版権なのか?これ?ということで、電チュー周辺を少しばかり割らないと、BA値はおさまりません。
アタッカーに関しては、スルー通過球=アタッカー入賞ルートとなりますから、BA値との兼ね合いからも、スルー通過頻度は落とさないと欲しいデータ数値には近付きようが無い構成となります。
このあたりは非常に藤商事的な機械といえるでしょうかね(苦笑
 
 
さて、既に設置・稼働が始まってしまいましたが、注目のアレトロンについて。
Pワルド上では全国で84軒(12/6現在)の設置となっておりますな。

先週は

先週は スターウォーズ、哲也3、パトレイバー、そして、祭りだサブちゃんのデータ取りでした。
 
スターウォーズ
新内規と旧内規で、1本だけ釘が多いか少ないかな構成。
仕様に準ずる変更ですが、コースの振り分け(3/4:1/4)からも、右側はそれほど大きな影響を持ちませんし、やはり左側が中心になります。風車右にある、役物とステップの間の4本連鎖が大きな干渉材料。
新内規と旧内規で出率100%設計分岐S値が異なりますので、ここを含めて巧く対応したいところです。
ポイントは全保留変動秒数が10秒均一ってとこですかね。
液晶は… スターウォーズのPV観ている感じ(笑
機械がお役御免で撤去後、ステージ右端のダースベイダーのフィギィアをKeepしたいと思いますw
 
哲也3
ここのところ、HIT機種のパクリオマージュで液晶に安定感のあるDAIICHI。
パート2時と開発チーフが変わり、麻雀モノというよりバトル系の坊や哲に仕上がってました(笑
ゲージは特に取り上げる点はありませんが、ある程度の干渉は可能。
 
パトレイバー

パチンコヴィレッジ掲載予定分

えらそうに書いてみる
 
さて、巷で様々な意見が飛び交うこととなった 大海物語3。
これだけでも三洋さんがこの機械をリリースした意味と価値はあったと思う。
意見は様々なSNS等でご覧の通りのわけですが、ワシ個人としては『今回は買わない!ただ、その心意気や良し!』だったわけですが(笑
 
Sを引き上げなければならないのに、コレを頑張るとBAまで引き上がっちゃう試験通した時のゲージが目に浮かぶ仕様。更に、S優先の仕様であるわけですから、保3、保4時のリーチの振り分けに注目しないわけにはいかないのですが、どーも‘普通’っぽい。‘まわるん’といっても単発当たり1回1300発で回せるのはせいぜい130回くらいなもんだし、単発分が溶けて追い銭させるには相応の期待がどこかになければならないわけですが、ほぼMAXの分母の割に継続も60%というマイルドな仕様ですから、もう「S」くらいしか訴求点が見当たらない。これをまともに運用しようとするのは至難の技w

でだ、

11月8日

しばらく間が開いてしまいました(反省
さっそくデータ採集後考察を。
 
黄門ちゃま 超寿 日本漫遊2700km
本機の特徴はとにかく釘が少ないところ(笑
96本は過去最少ではなかろうか。
振り分けは異なりますが、T1Yに差がありませんから、スペックの選択は本年のスペック毎稼働傾向からも199が優位。
その最大のウリは右板面の構造。
簡単に言えば、猪木のオマケ賞球を釘に依存しないで構造としたってことでしょうか。
ただ、遊技者目線で見ると、構造になってしまっているだけにそれほど驚きは感じないのですが、1400発程度で満タンになる玉箱を使っている場合は、16R時は余裕で2箱使うことになりますから、このあたりを巧く運用に活かせればとも思いました。
ただ、設計時出率100%分岐S値は高めなのですが、ゲージで干渉可能なのはS値のコントロールだけになるので、運用において憂慮する点があるとすればこの点。
演出では、「サザエさんの波平の声」が聞けるのは本機が最期(らしい)というのが重要なポイントになる??

10月14日

台風一過。本日は浪高けれど晴天なり。雨雲が列島を通り過ぎる毎に秋色が濃くなっていくわけですが、同時に外気温も下がり始めますので、店内温度との塩梅にも気を配らなければなぁなどと思う今日この頃でございます。

さて、先週は、フィーバークイーン2のデータ取りへ。

2006年の クイーンZERO以来になるんですよね、クイーンの看板。
ZEROシリーズはホールの意向と言いつつ結局頓挫しましたが、今回はいちおう三共の看板ネームでの 1/99 リリースになります。次々機種あたりに控える パワフル もこの系統の仕様になります。

今後は『日工組の依存対策』が絡んでいきますので、ボチボチ真面目にホール側も「真剣に」対峙しないといけません。
(↑ ↑ ココ たぶん試験に出ますので ↑ ↑)
 
さて、そんな背景があったりなかったりするクイーン2。
左右対称で板面領域もフル使用。SANKYOの場合、グチャグチャ出荷ゲージがお約束ですが当機はアクリルですからあんまり心配はいらないでしょう(笑

10月8日更新

地震・台風・活火山…島国日本はこれら自然と上手に付き合っていかなければならないわけですが、商業という観点から申し上げれば、なかなか付き合い辛いやっかいなヤツラだゼッ~な今日この頃でございます。
セミナー終で呆け、展示中の機械も少なかったもので書き込みも間が開いてしまいましたが、先週から本日にかけては北斗の拳6 と、特命係長 只野 仁 のデータ取り。
 
では、発注がパンクしているらしい北斗の拳6から。

アタッカーへの調整介入は不可(笑

BA値に関しては、電チュー(賞球3個)へ向かうステップの‘上場’の2本釘を巧く使って球勢を抑えつつステップの渡りで落としつつ、右下部フロック(7個賞球)への入賞を抑え… といった感じでオケ。
S値に関しては、風車上の大雑把な作りに沿って散らす感じでオケ。

全体像としては、まぁ、リングしかり、慶次しかり、同一の世界観・ストーリーの中で、しかも北斗はパート6&ついこの間百裂が出てぶっ飛んだばっかりですから、新鮮味とか新奇性という部分ではやっぱり無理がありますよね(苦笑

9月29日

めっきり秋らしくなってきて、やれ文化祭だ体育祭だと子供の日頃を見ていると平穏な日常が続いていくと思える今日この頃。
心配された回胴模様も連日『○○○適合!』『△□●の納品開始日決定!』の報を耳にする毎に浪の高さもいつしか平穏に感じられるかもしれませんが、業界的に見ますとまったくそんな事も無く…
鬼が出るか蛇が出るか… この秋の臨時国会からは目を離せないところでございます。
 
さて、今週は、奥村・マジカルハンター と、お待たせの 三洋・まわるんパチンコ大海物語3のデータ取りを。


マジカルハンター。

液晶演出等に関しては、まぁ、オリジナルなりに頑張っている感じ。
スペックも奥村にしてはさほどトンガっていない安全運転系。
100%分岐設計S値も高めで、ゲージも特に指摘する部分も無く、良くも悪くも普通の機械。
枠があればお好みで… というとこですかね。

 
で、まわるんパチンコ大海物語3。
 

9月19日

先週から今週にかけての話題はもっぱらサラリーマン番長。
サラリーマンのくせにまったく仕事をしている演出が無いところなんざぁ、さすがに高卒でも七光り組は違うんだぜっ!という虐げられし開発組の心の叫びをぶっ放しているんじゃねーのかコレ?といった居酒屋話はさておき、話題の中心は偶数・奇数の設定の特徴であったり、リセモの使い方であったり、2ちゃんの糞台大賞に早々とノミネートされた件といった話が主だったところだったでしょうか。
 
なんにしろ、12万台超えの導入ですし、スロの今後の状況を思うに、外の話をあまり気にせずに、自店のお客様に少しでも長く遊技していただきたいものです。
 
さて、先週から今週にかけてのデータ取りは、西陣・モンキーターン、マルホン・ファインプレー&ゼブラーマン改 と、平和・めぞん一刻 。
 
モンキーターン
8000台くらいまでは販売が伸びているみたいですが、エースさんからの販売でもこれくらいは売れたんじゃね?ってくらい無難なつくりってお話はさておき、
ゲージは少々甘目。

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