月刊シークエンス9月号 【業界羅針盤】より

「デカスタートと年末へ向けてを徒然に」

毎日暑い日が続きますがどうか皆様ご自愛ください。さて本稿ではお盆期間の営業を眺めつつ徒然と。

スマパチ北斗の拳10の稼働結果が今後どうなって行くのかは神のみぞ知るところですが、
スマスロ北斗と同様にスマパチ北斗10も工場出荷式が執り行われた機械だけに頑張って欲しいところ。

期待の高さは8月17日時点でのP-WORLD上で、e北斗の拳10GHEG 導入に合わせて
新規にスマパチユニットを導入したホール軒数は全国で280軒余あるところからも伺えます。

ユニット保有店舗数がこの時点で7月号の当コラムで予想した通り全国で4000軒を超えました。

翻ればユニット未導入店舗数は現在2000軒余と言う事になります。

『LT機考 ~年末・年始へ向けて~』

本稿では8月末までのLT機と年末へ向けてのLT機について徒然に。

8月末までに市場投入されたLT機は32型式。

表示当り319以上の分母を持つ型式は14。

表示当り1/199帯は8型式。

1/129帯のいわゆるパワーライトは4型式。

1/99以下の分母帯が6型式。

LT中の継続率95%以上を有するのはP大工の源さん超韋駄天2HLB 97.5%、P頭文字D2GFPG 96%、P北斗の拳強敵SSPA 95%の3機種。

それではここまで市場投入されたLT機の中で現在最も稼働結果が伴わないP頭文字D2GFPGを考察してみましょう。

表示当りの確率は1/319.7。チャージ当りは1/546.1。実質のTSは1/207.4

確変突入率77%。下位RUSH継続率90%。LT(上位RUSH)継続率96%

特図1の振り分け
3R(360個)+時短100回(1/319.7)23%
3R(360個)下位RUSH突入76.9%
10R(1200個)LT(上位RUSH)直行0.1%

特図2の振り分け
2R(270個)67%
5R(630個)28%
10R(1230個)5%

[最強の法則]『今月は反省会』

8月に稼働開始した機械の‘最強の法則’における機種評価は下記の通り。

L ゲゲゲの鬼太郎 覚醒 JC/▲1(導入検討機種)
L ワンパンマン EY/▲4(ナニも無ければ導入見送り評価機種)
L D4DJ KB/▲5(ナニも無ければ導入見送り評価機種)

e 北斗の拳 10 SHEE/▲2(導入検討機種)
P フィーバー機動戦士ガンダムユニコーン 2 S/▲3(ギリ導入検討機種)
P バンドリ H1YZ4▲4(ナニも無ければ導入見送り評価機種)
P リング 呪いの七日間3 LT搭載 JSG/▲1(導入検討機種)
P ドラムだ!金ドン MP/▲2(導入検討機種)

以上となっておりました。その他の機種に関しては評価していません。

結果に関しては… 意外にもワンパンマン!? ユニコーン2!? バンドリ!?
恐れ入りました(汗

9月の稼働開始機種における‘最強の法則’の評価は…

L 黄門ちゃま 天 L2/▲2(導入検討機種)
L 閃乱カグラ 2 L9/▲2(導入検討機種)
L かぐや様は告らせたい jA/▲1(導入検討機種)

月刊シークエンス8月号 業界羅針盤「10年ひと昔…」

酷暑とゲリラ豪雨に今年の夏も辟易としそうな今日この頃、皆様も御無理なさらず御自愛くださいませ。

さて、本稿ではシークエンスチャンネル内で少し触れさせて頂いた10年前となる2014年と現在の6月月間同月比較についてまとめたデータを眺めながら徒然に。

この10年間で業界的に影響を被ったポイントとなる出来事は2018年の改正規則施行による新基準機の市場投入開始から
2021年旧規則機の完全撤去とこれを跨ぐ形で進行したコロナ禍となります。

加えて2014年後半からの保通協試射試験方法の変更も見逃せない事案。

2018年の6号機市場投入開始から回胴は暗黒の5年間を味わう事と成りました。

2014年6月末時点の店舗数はおおよそ11,600軒。2024年6月末時点での健全化推進機構登録店舗数はおおよそ6,800軒と、
この10年で4,800軒余の店舗数減少というのが現状。

年末へ向けてパチンコ島機種構成熟思のすすめ

【スマパチ×LT2.0】WEB CMが始まりました。
これは7月以降のスマパチに限った規制緩和による、言わば‘真・スマパチ/パート1’市場投入開始のお話。

LT性能の総量計算緩和(初当りからLT突入確率が高められ、また、LTに総量を寄せれば相応の破壊力を秘めた仕様が可能)、
Cタイムに関する緩和(ラムクリ時、大当たり終了時に従来は1回転のみだったC時短に加え通常時小当りからもC時短取得が可能となり、
Cタイム中の当りに関しては当り終了後Cタイムが継続し、eキョンシーの様なC時短突入⇒期待値40%の転落抽選といった
パチスロのCZ/高確状態的なゲーム性が可能)というお話ですが、
‘真・スマパチ’における緩和は“パート2”も控えているらしく、年末から来春あたりに登場してくるスマパチには注視が必要です。

特に“デカヘソ”で味をシメそうな三共系や藤商事系。三共系は新規版権のブルーロックやシンフォギア、ゴジエヴァ2等々が控えているだけに
チト面倒臭いっすな(苦笑。

【機種選定 最強の法則】7月~8月

7月に稼働開始した機械の‘最強の法則’における機種評価は下記の通り。

L 戦姫絶唱シンフォギア正義の歌 jA/▲2(導入検討評価機種)

L 真北斗無双 FS/▲2(導入検討評価機種)

L アカメが斬る! 2 TN/▲3(ナニも無ければ見送り評価機種)

L 賞金首Angel ND/▲3(ナニも無ければ見送り評価機種)

L ゴッドイーターリザレクション DC/▲2(導入検討評価機種)

L ゾンビランドサガ A1/▲3(ナニも無ければ見送り評価機種)

P アズールレーン THE ANIMATION LT ver. M4/▲0(積極導入評価機種)

P 花の慶次 傾奇一転 L-MX/▲3(ナニも無ければ見送り評価機種)

e 花の慶次 傾奇一転 L2-MX/▲3(ナニも無ければ見送り評価機種)

以上となっておりました。その他の機種に関しては評価せず。
結果に関しては、まぁ、評価通りだったかなと。

注目機種の多い8月の稼働開始機種における‘最強の法則’の評価は…

L ゲゲゲの鬼太郎 覚醒 JC/▲1(導入評価機種)

L ワンパンマン EY/▲4(ナニも無ければ導入見送り評価機種)

月刊シークエンス7月号 【業界羅針盤】 寄稿記事

「LT機考察」

WORD入力開始と同時に各地域梅雨入りの報が続々と。
年々天気予報の精度が上がってきていると感じておりますが気象情報も日々の営業に大きく関わる部分でもありますので注意深く見て行きたいものです。

さて、本稿では6月までに市場投入されたラッキートリガー搭載機種について考察してみたいと思います。

本年3月より稼働開始となり6月までに確率分母99~129が7機種。
確率分母199が5機種。確率分母公表319以上が7機種と計19機種、およそ10万台が市場投入され、最も導入店舗数の多いのはP北斗の拳強敵SSPAで4100軒ほど。

7月以降も11機種(6月末時点)のLT機がスタンバイしているといった状況となっています。

「LT搭載じゃなきゃ買わない!がキラーフレーズになりそうだ」などと書いてきましたが、ここまで市場投入された19機種のLT搭載機が全て良好な運用状況となってはいないってのはスマスロだからって全てが良いわけではないと同様といったところです。

運用上気を付けて頂きたいのは、LT搭載機はコンプリート大爆発の可能性を秘めてはいるもののシミュレートしてみればお分かりの通り基本設計はどちらかと言えば辛めの設計。

【最強の法則】イロハの「イロ」

L型式の市場投入が始まり2024年6月初週に稼働開始した機種までで60型式が現在稼働中となりました。

このうち、Lパチスロひぐらしのなく頃に業SSとLドラゴンハナハナ~閃光~JP を除く58型式 の数値データ比較をまとめてみました。

MY、M◇、コイン単価(C¥)、導入後5週の平均利率(6月初週の機種は1週目利率)を降順に並べた表となります。

最終ページではこれらの数値を加工した当サイトで御好評を頂く【最強の法則】のイロハの「イロ」くらいとなります。
(【最強の法則】にはコレらに数点追加されます)

機種の並びは運用コイン単価の高い機種から降順で表記してあります。

{MY+M◇}は最大吸い込みからの獲得期待枚数。

{M◇-MY}は最大吸い込み枚数と平均獲得枚数の差。

{M◇/C¥}は最大吸い込み枚数を運用コイン単価で割った数値。

{M◇/C粗}は最大吸い込み枚数を運用コイン粗利で割った数値。

{M◇G/AT}は最大吸い込み枚数を単純に3で割りそこまでに至るゲーム数とし、
そのゲーム数に対するAT確率を比した時の“1G”に対するAT当選期待値。

月刊シークエンス5月号 コラム 【業界羅針盤】記事

“2024年中盤戦へ向けて”

今年に入り頻発する地震は気がかりですが、一先ず4月で前半戦の区切りと言う事で、5月~8月の中盤戦を中心とした展望に本稿では触れてみたいと思います。

パチンコではLT機の動向が前半戦の見処でした。先陣を切った7機種のうち4機種が少台数ながらも再販という事実が示す通りの良好な稼働結果となっています。

同時期に稼働開始となったLT非搭載の機種との比較でも顕著な結果に。支援先には3月の第1期LT祭りには参加して頂きました。

その際、確率分母にこだわらず、散ばせないで“ラッキートリガーコーナー”として訴求して頂きました。

加えて、例えば「出玉総量」といった業界用語を一切使わないLT機の伝え方を準備しました。分母に沿って設置された店舗を拝見しましたが、
アピールという点では少々物足りなく見えました。

これからLT搭載機を導入予定であれば御参考まで。

4月初頭に第2陣であるP バイオハザードRE:2 L9YZ4、P 大工の源さん超韋駄天2 HLBも出足は好調で大工の源さんに至っては早々に再販の報。

e Re:ゼロから始める異世界生活 season2M13 考察

【市場環境】
4月22日時点導入店舗数:3,240店
導入率:52.77%
        市場台数:17,000台
5月 2日時点導入店舗数:3,790店  前週比 +550店
         導入率:61.73%
        市場台数:30,000台 前週比 +13,000台

【㈱ピーブレイン配信稼働データより~4/22~4/28】
全体平均稼働:13,070
Eリゼロ2平均稼働:26,510

【ビッグデータ期間比較】
4月15日~4月21日週間
平均設置台数:5.5台
OUT:31,740
玉粗 :0.35円
台数 :7,920台
日立て総OUT:174,570

4月22日~4月28日週間
平均設置台数:9.0台
OUT:27,910        前週比 ▲12.07%
玉粗 :0.25円         前週比 ▲28.57%
台数 :14,680台       前週比 +185.35%
日立て総OUT:251,190   前週比 +143.89%

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