9月21日

9月18日。
日工組は新たな申し合わせとして、「行き過ぎた射幸性を抑え、新たなファンを獲得する」ことを目的とし、
・確率変動継続率の上限は65%(非高射幸性機は除く)
・保通協通過に関しては2016年2月初日から適用
・ホールへの新規設置に関しては2016年5月初日から適用
の3点を決議・文章化しました。

結局、≪時短時引き戻し≫は含まないところで決着させたんですね(笑
あえて「文章化」としましたが、上記と合わせ、『通常遊技時のベース値』に関しても申し合わせがありました。

以下、ザックリと…

9月16日

明日(9月17日)の日工組技術委員会で、いったいどの様な取り決めがなされるか?
また、明後日の全日理事会でどんな決議が成されるか気になってしょうがないのはワシだけなのか?まぁ、ワシらはまな板の鯉ですから成されるままですが、上野村では京楽./仮面ライダーフルスロットルのおよそ500,000円という価格設定をネタに大賑わい(苦笑

どうも、『通常遊技時の「ベース値=30以上」を担保する遊技機開発』、『1/320に関しては継続率(時短時引き戻し込)65%以下』というところで「ひとまず」着陸させ、『今まで聞こえてきていた「BY7」』に関しては次位目標となりそうです。
検査時は45以下のベース値ですから「通常遊技時のベース30」はおおよそ25%ということで、基本的には聞いていた通りの流れなのですが、これにはヘソ賞球も含まれるということですので、ひとまずの避難措置として日工組も懸命の調整なのだろうなと推測。

9月14日

購買力が落ちるホールに対峙するメーカーはと申しますと…
『「新台入替」については「ホールに設置されるまで」、
「部品交換」については「交換した後、点検確認までして検定機どおりである事」
を保証すること』
を行政から求められましたので、検査時立ち合いが復活するため営業人員を無暗に削減するわけにもいかず、となると、遊技機の性能下降に伴う販売台数の減少を食い止め、それを補う手段として、金型や部材の使い回し等、開発費をどうにか抑え個体の利益率の向上を図りつつ、車、バイクのハンドルや、飛び出す仮面等々、より一層の華美な枠装飾を施すなどして遊技機単価の引き上げを狙い、機歴販売に代わって残部材の無い様に、販売台数少ないアピール販売へ…

いずれにしろ、遊技機価格は今後、上がる事はあっても安くなるとはまったくもって考えられないわけです(一部海系メーカー除く)。
更に、消費税10%が控える中、東京はオリンピックへ向けての市街浄化強化=広告宣伝への更なる指導も想定せねばなりません…
まさに東京二十三苦…

それでも立ち止まっていられません。事は粛々と進んでいきます。

駆け込み回胴事情 +

見るだけでも骨が折れそうだし、見てもどれがどれやらわからなくなりそうだし、聞いても納品日もあやふやな11月の回胴模様(泣笑

いやいや10月だけでも
10月5日~
ベヨネッタ(SAMMY)
ルパン三世(平和)
クジラッキー(三洋)
サイレントヒル(KPE)

10月13日~
ビーストバスターズ(SNK)

10月19日~
地獄少女(藤商事)
デッドマン・ワンダーランド(北電子)

10月26日~
機甲戦記ドラグナー(SAMMY)
百花繚乱サムライガールズ(ダクセル)

と、9機種もある。

で、11月…

11月2日~
龍が如く OF THE END(エレック)
マジェスティックプリンス(デイライト)
インフィニット・ストラトス(SANKYO)
ガールズアンドパンツァー(平和)
花の慶次(ニューギン)
シュタインズゲート(オーイズミ)

11月9日~
ヤッターマン(三洋)

9月8日

あっ!つーまにもう9月(陳謝

お盆アケからはデータ取りとセミナーと打ち合わせに追われておりまして(言い訳、ちょこっとバタバタすると更新をサボる悪い癖…(低頭

本日は取り急ぎデータ取りの感想を。

エレック/ペルソナ4
流行の‘観音開きトリプルワイド液晶’登載でワープルートの無い構成。
S値に関してはかなり甘いです。デザイン先行の安易なアンチワープは火傷するといういい見本。
BYも上げ辛く、大変申し訳ないが「買ってはいけない機械」の仲間入り。
エレック発ではビッグドリームに続いてのアンチBYの構成。
SAMMY吸収の流れでのエレック開発排除も致し方なしと感じます。

大都/押忍!ど根性ガエル
とにかく眩しい。過去最輝かと存じます(苦笑
個人的にピョン吉が大好きで、番長コラボの話を聞いたときは「ゼッテー買う!」と思っておりましたが、あまりの眩しさに購買意欲減退…
MAXと聞いてさらに減退…
折り畳みピョン吉ギミックなんざぁ秀逸♪と思いましたが… いやぁ~もったいない。
甘か199のリリースまで待とっと。。。
ゲージはそこそこ。普通です。が、BYが上げ辛いかなと。

7月18日

では、14日にあった回胴式遊技機製造者連絡会の内容を。

先ずは、あんまり聞けない、保安課の斉藤課長補佐の講和内容を書き起こしてみましたのでこれを。
(-----部はイマイチ聞き取れなかった部分ですのでご了承を)

7月14日  回胴 製造業者連絡会 保安課 斉藤課長補佐 講和

7月16日

地震雷火事親父…台風の被害が予想される週末でございます。
そんなさ中、やっと…と、申しますか、12月1日以降に保通協へ持ち込まれるパチスロにおけるメイン基板制御機(いわゆる5.5号機)の内規骨子が昨日正式に各メーカーへ説明されました。
まだ詳細は読み込んでおりませんので現場感覚として必要な情報をザックリとですが…
AT機は実質不可能。
今後は A+ART機、純A機に集中していくこととなります。
いわゆる純増枚数ですが、説明会の中でしきりに「MY30,000枚はケシカラン!」とおしゃっていたみたいですので、実質2.0枚上限での探り合いになるのかなと。
「最後のAT機です♪」ってな売込みがミエミエの11月30日までに適合した機械の設置は2016年7月末まで。
この件に関しては、しっかり資料を読み込んでから、あらためてのエントリーにて。
と、日遊協の勉強会以降、表立って話題に上がらなくなってきた「くぎ問題」ですが、まだまだ予断を許さない状況であることは疑いようのないところ。
7月22日の全日連絡会で、特にパチンコの「くぎの問題」、回胴を含めた「中古機流通の問題」に関し、執行部がどのような方向性、対処案を指し示すことができるのか?が、焦点となります。

日遊協 勉強会 

まず、復習しておきます。

新年開けて1月23日。
全日遊連全国理事会における生活環境安全課課長講和で発せられた『3つのお願い』。

1つ目が 射幸性の抑制
2つ目が 置き引き対策
3つ目が 撤去遊技機闇賭博流出を防止する枠組みの構築

2つ目と3つ目についてはここでは置いておきます。

『「1つ目のお願い」については、ホールの低玉貸し営業等は射幸性抑制への努力として認めると、事ある毎に行政は発言していますから、今回の『お願いの対象』は日工組、日電協。要するに対メーカー。』
と、当時のエントリーでは書きましたが、4月28日の警察庁より健全化推進機構への要請文から様相は一変…

7月1日

今日から7月。
まだまだ「くぎ」の件は収束にはほど遠いながらも、振り上げた拳を大上段から振り下ろさせまいと日遊協を中心に必至の攻防が水面下で繰り広げられた結果、ひとまず、大騒ぎにはならずに済んでいるといった状況に…
6日以降、日遊協は会員企業向けの勉強会を開催し、この問題に関し、ある程度の指針、数値目標を以て対応していこうとしています。
そんな日遊協会員で、しかも重要なポジションにおられる方にあっても、「うちの約300店舗で、ベースが1.0上がっただけで毎日○○○○○○円の粗利が減るんだ!」などとこの期に及んでほざいているようですが、ちょっとまてと。

仮に、賞球数10個の一般入賞口に1個入って、この10個で、中央入賞口入賞=抽選機会が0.数回増えて減る粗利と、10個分遊技時間が長くなるのと秤にかけたとき…
「違法改造」とまで言われた板面状況で作り出したリスクと、非リスクの中で生まれる遊技機会とを秤にかけたとき…

完全に下げたわけではない拳を、再び振り上げられたとき、それは、とてもじゃないですが、想像できないわけでしてね(泣

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