1月15日

---ツヅキ---

設計上、<B値30越え>順守が現在の遊技機開発必要最低条件。
今後、コレに、『パカパカ当たり』に対する内規の鎖が絡みつきます(タブン。
もうひと声ふた声、今年はスペックダウンしていくこととなるわけですが、
11月段階で久々に50%を超えたパチンコの適合率も、12月段階では50%を切り、これで新内規適用と同時に…とさせないための布石は既に全メーカーで鋭意実施中。
当サイトの「遊技機解析」に「覧」を設けて掲載しておりますが、保0、保1の変動秒数がまずはソレ。(詳細は割愛しますが、この部分に関しては弊社とお付き合いのある方々には既に御理解頂けるのかなと)。
もう、おりん3なんてそれはそれはわけわからん…(調べてみてねハート。
“種”は変動秒数以外にもう一つ、二つ…、いくつもあるのですが、要するに、結局。MYなんつーのは、「当たって」からのお話で、「当たるまで」が遊技機の本質ってのが「いわゆる検定時と異なる可能性のある遊技機」の正体の一部分。
ぶっちゃけ、試験時に下限出率を保持して、且つ、当たり過ぎなければ適合するんだから。
ましてや、(一応)65%継続の箍をはめられているわけですから、適合率も上がってくる。
適合さえさせてしまえば、「算定値」付きの取説を出して、「後は買ったホールの責任」。
例えばアナザー牙狼の出荷ゲージや、場所によっては所轄からクレームの入った逆転裁判あたりのアタッカー周辺のくぎ状態が物語るwww。
まぁ、メーカーさんは風営法の枠外ですからね。
購入し、運用している我々は風営法下での許可営業。
この違いは大きいのです。
大きいのです。
おおきいのです。
大事なことだから3回。

閑話休題。
出てきた機械を選んで使うしかないホールとしては、自己防衛をしっかり身に着けなければならない2017年~となります。
まず、今まで以上に「仕様」に関して熟知すること。
これは、パチンコも回胴も。
決定している回胴の内規変更後10月以降のリリース機種は当然ですが、回胴の場合は駆け込み販売の機種群と、高射幸性30%との兼ね合いは非常に重要。
パチンコは運用に関していくつかの学習項目が2016年中に感じられたはずです。
<ベース値30>を切る営業 ≒ 思いのほか抜けちゃうし、危機的状況と思えるほど玉単価も(当然のことですが)落ちなかった。
結果オーライって言ってしまえばそれまでですが、このことから、足掻く回胴5.7号機との比較から、2017年はパチスロコーナーの圧縮・減台を視野に入れる法人が増える。
で、
どーも、この<ベース値30>を、労せずして突破できるゲージ構成のメーカーと、苦労が報われないゲージ構成のメーカーがあるってのも学習したはずです。
そう。
ゲージ構成も「仕様(レギュレーション)」ですから。