『下半期展望とよもやま話』
冷たい麺類に頼りっきりのおはこんばんちわ石川です。寒いのは着込めばよいけれど暑いのはどーにも…
さて、本稿では2026年下半期をざっくり眺めてみようかなと。
一先ず見えている流れはBT機専用枠が保通協申請予約に設けられた点。
6月の市場投入以降入稿時点で21型式のラインナップとなるわけですが、正直、ノーマルタイプにささやかな楽しみが加わった(言い方を変えれば毛が生えた)程度というここまでの結果に。
実際のところ、平均のコイン単価はおよそ2.2円。コイン粗利は0.31円ほど。
MYは平均でおよそ2000枚。MY単価は910といった塩梅。市場の純Aタイプにおけるコイン単価は中央値で1.8円程度。コイン粗利は0.28円ほど。
中射幸性というには数値上でも些か中途半端。
中射幸性を謳うならばMY2500あたりが見当となろうかなと思うところですが、
ならば現在の市場内ではL少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The SLOT-、Lタクトオーパス デスティニーあたりのA+AT機がこの範疇。
BT機のこれまでの稼働状況は脇においても、そもそも小台数設置という事もあり、売り上げ、粗利の面での貢献が目に見えづらいといったところでしょうか。
実際、導入後20週(5か月)で、定価ベース個体償却を完了したのはLB/クレアの秘宝伝ボーナストリガーVER./A2とLBマジカルハロウィンGSの2機種のみ。
BT機ではない純Aタイプの20週定価ベース個体償却率はおおむね90%。
対して上記2機種以外の20週平均償却率は70%ほどですからこのあたりも市場投入型式数の向上以前に
‘売れない抜けない動かない’ではなかなか導入意欲につながらないところかなと。
‘BT10’はマイジャグBT、北斗BT、番長BTの市場投入があれば目標達成を間違いなく見込めるわけですが(笑、
内規の見直しと併せ、「ホルムズ海峡がー」とか言ってないで「BT導入値引き」で大幅に機械代を下げていただくのが導入推進の足掛かりになろうかなと。
これはBT機だけに限らず、いま、業界に重くのしかかっているのは機械代。
1台60万円の遊技機を償却するまで稼働するのか?してくれるのか?問題。
年末以降繰り広げられる羽根モノを中心とした低、中射幸性遊技機祭りは望むところではあるのですが…。
それこそ新しいアプローチが興味深いe ACわんわんセレブレーション GA の定価は¥574,900 !!
1/77or1/49の仕様で償却へ向けてどれだけの長期運用が強いられるのか…。
前号でも記しましたがPポチッと一発!おだてブタ2の定価は¥459,000。定価購入での償却完了まで28週。
PハネモノファミリースタジアムMDの定価は\469,800。定価購入での償却完了まで19週。
SANKYOは早々に¥20,000/月のレンタルプランを打ち出しましたが、販売価格として今後の目安となりそうなのはPはねものシャカRUSHの定価¥449,000。
はてさて各社からどんな価格提示がされるのやら。
河内屋菊水丸との楽曲タイアップにて、言わば初IP機として登場したオロチョンパから幾年月。
KUGITAMAプロジェクト第1弾をうちのポチやロボスキーの復刻版とせず、バスタードのIP搭載にて全年齢層へのコミットを標榜するとはさすがですし、
天下(羽)一閃のネーミングには役物内での稀有な玉の動きを想像するに難くない。
それだけに鬼門は販売価格。WinWinWinとなる事を祈ります。
ゼロタイガーやレッドライオン、ビッグシューターあたりが「ハネモノ」のイメージとなるかもしれませんが、
ワシ的には、ハネモノこそ射幸性の歴史だったなぁと思うわけです。
1990年の規則改正以降、いわゆる新要件と呼ばれた仕様となり、サンダードラゴン、ミスモンロー、トキオ、ゴリコップ等々、
ハネモノの皮をかぶった権利モノが続々と登場し、ホールでのド突き巡回は一発台以上に目を光らせなければならない事に。
現行機の様な振動対策など施されていませんでしたからね。
800個箱をモミモミする平和なハネモノの島内の風景などどこへやら。
たぬ吉くん2なんぞ社会的不適合機という顛末。
でもまぁ、一発台やオマケ付きセブン機を規制した意味があまり感じられなかったというのが当時の記憶。
楽しかったですよ。一発台、オマケ付きセブン機、ハネモノのくぎを触るのって。
ハカマ一つとってもメーカーごと、機種ごとに個性があり、寄りのブロックも同様。
ハカマへは風車上のゲージにもよりますが、風車下のハカマ誘導から直で侵入するのは2,3割で
ハカマ誘導とハカマの脇からの侵入が勘どころってのは覚えておいてくださいな。
寄りのブロックは先ずブッコミを決めるところから。
あとは集拾をイメージして役物確立に合わせて整備。
‘①鳴き’はプロ対策として万年くぎでも構わないと思いますが、役物集拾と‘②鳴き’で丁寧に開け閉めしていただければと。
自走式が主立ってきそうですのでオペレーションやH.C設定の可否もありますが、無制限では無く定量性での営業は一考。
自走式は役物自体がスランプを有しますので、打ち手によって遊技結果に差異が生じやすい。
それだけに定量製での運用が面白い。
ただ、「打ち止め開放」が許されるのかどうか…。
低射幸遊技機は客滞より客回転率を上げないとその良さが生きないというのが持論でございます。
広告宣伝規制に抵触しない妙案が難解ですな(汗。
ともあれ、年末から春先にかけての低・中射幸大会はパチンコ、回胴共に悪いことでは無いのですから陰ながら応援していきたいなと。
でもまぁ、美麗液晶やIPは控えめにやっぱり価格を抑えて欲しいと切に願いつつ本稿は了といたします。

