4月8日

どのくらい掛かりますかね? 
「くぎ確認シート」を媒介とした“メーカー側の混乱”は…
どーゆーことかと申しますと、この4月以降に納品される「新台」には、全て『くぎ確認シート』が付いてきた。
ドラセグ2とか、花満10とか南国羽根とか北斗7といった‘真っサラ’の新機種ならまだしも、CR巨人の星を筆頭に、4月から設置されるリユース等のいわゆる“焼き直し型式”はどーすんだろ?って思っておりまして。
ってわけで、メーカーの解釈が巨人の星RRに伺えるかなぁ~って思っていたもので。
前型式の巨人の星は、普通入賞口は『ハの字』で、アタッカー入り口部分はアッチムイテホイッってな感じの「納品くぎ」でした。
よーするに≒『保通くぎ』をかなり意識した状態で納品されたのを覚えていますか?
メーカーは違いますが、CR逆転裁判なんて、この「保通検査時」を意識した出荷板面のおかげで、地域によっては、『くぎ曲げ』の指摘を受けたくらいですから。
今期の巨人の星の‘甘リユース’も、「納品くぎ」≒『保通くぎ』を意識した状態なのか?
また、
注目の「くぎ確認シート」は、他社と同様“まっすぐ”を意識したものなのか?
それとも、前型式を踏まえ、保通検査時を意識した表記となっているシートなのか?
納品された板面状況を見ますと、
「出荷板面は保通検査時を意識した状態」
でありながら
「くぎ確認シートは 概ね垂直 を意識したもの」
だったという事実。
はっきりと、明確に、出荷板面 と、 くぎ確認シート に、既にこの時点で『乖離』が発生してしまっていたワケです。
では、この『乖離してしまっている部分』に対し、設置確認に来た業者君はどういった対応をするのか?
ワシ、ものすごく性癖がSってのもありますが、あくまでも個人的な“興味”で、1個所だけ、くぎ確認シートと大きく乖離する様に『調整』して設置確認させてみましたが、何も問題なく開店できたのでそーゆーことなのかなと。
これ以上はサスガに書くのは忍びないので書きませんが、全てのホールが、恙なく開店できているってことは『現段階ではそーゆーこと』なのでしょう。
だからといって、『調整しても大丈夫♪』って言っているワケではありません。
愛知県、大阪府から、所轄検査時に県警の担当官が同行し、ホールに「くぎ確認シート」の提出を求め、ソレをあてがって検査したという事例もうかがっておりますので、やはり、意識しての対応が求められる事になるのは間違いのないところ。
ダイイチやSAMMYの様な「全面タイプ」になるのか、三洋、サンセイの様な「部分タイプ」になるのか、西陣の様な「余計なトコまで図示タイプ」になるのか、藤商事の様な「右は図示無しタイプ」になるのか…
そのうち日工組は統一のモノを供出してくるとは思いますし、警察も毎年初夏くらいにある連絡会や研修でおおよそ全国統一の対応になってくるとは思います。
まぁ、「検査日までは“指定くぎ”は触らずっ!」てのだけは猿でもわかる(苦笑