5月29日

なんだかんだ5月も終わろうとしておりますが…
えーっと…まずは、
現行MAX機のタイムスケジュールをおさらいしてみましょう。
11月29日が日曜日ということですので、ここが導入のタイムリミットとなりますから、どんなに遅くとも、10月末週までには対ホールへの遊技機プレゼンが完了していなくてはなりません。
となると、10月半ばまでには各公安委員会の検定を完了させていなければなりませんから、保通適合は9月末がタイムリミットとなります。
となると、保通への検査持込みを6月中になんとしても行わないと、もし、不適合等で修正を余儀なくされたときに対応できなくなりますし、部材の調整にも少しばかり難が出る。
7月の保通持込みは非常にリスクが高くなるわけでして、メーカーさんもこの御時世にそんな酔狂はしたくないでしょう。
っと、いうことで、たぶん、新内規の1/320分母機の開発をしているのって、SANYO(次の海ww)と、京楽.(仕事人w)くらいじゃないかなぁ~などと思う今日この頃でございます。

さて、今週は、 SANKYO/ 羽根物らんま1/2 と、excite/APPLESEEDのデータ取りを。

CRAらんま1/2
金型はドッカンレックスですかね?
一般入賞口は滅多に入賞しませんからほっときましょう(笑
いわゆる羽根物は、意図的な(入賞口を潰す等)調整痕跡さえなければ問題ないと断言しときます。
供出する表のTOPIXの部分にも記しましたが、「役物集拾率を落とさず」、「いわゆるS値を上げない」方向性でのデータ表出に当機はしました。
ゲージ構成的には、例えば、上部風車上逆八部の内側(役物寄り)のヨロイと中央釘の間隔が外側(発射口側)のヨロイと中央釘との間隔より狭くなっていたり、パンダを囲むヨロイ釘列から羽根までの間に3本も打ちこまれた釘や、羽根へ向かう誘導連鎖の構成次第で如何様にも集拾率は抑えられるのですが…
落としへの入賞に関し、保留がある点。
中央下部入賞口へタイミング良く入賞した場合は、最大2個(3連続開放のチャンス)保留します。
メーカー発のシミュ上での分岐S値は4.0回程度と、‘なかせる’から、‘先読み’が付いてマース をウリにしようとしているみたいでしたが、この保留はチト厄介。
遊技フローでいえば、‘先読み’よりも、‘3個入賞で男ルート確定’を活かしたい。
「役物ヨリ周辺」をアーティスティックに苦労して抑えるくらいなら、落としのコントロールのほうがナンボか楽。
で、こっからが本題。
‘男ver./型式‐S’は、落としが1個賞球の新内規ならではの、高T1Yラウンドを搭載した仕様なのですが、だからこそ、前記のアプローチをもって≪定量制営業≫を仕掛けたい!
実に仕掛けたいっ!
っということで、当機は「Sを抑えめでT1Y、TSはしっかり」という表出にさせていただきました。

日遊協から「定量制に関するガイドライン」の提案があるのですが(内容的には非常に有意義な提案内容でした)、全日は「いま定量制を取り入れて営業しているホールの足かせになる」と言ったか言わないかでこの提案を反故にしているわけですが、行政からは、定量制は使用金額の引き下げや獲得玉数から生じる射幸性を抑えるという意味で、「是」の意向がうかがえるだけに、しっかりとしたガイドラインの元に、こういった遊技機を活用しながら店内遊技性の幅を広げていくのが生きる道だとおもうのですがね…

閑話休題。

CR APPLESEED
演出傾向は、まんま攻殻機動隊??的な?
赤保留からの長い台詞が続くリーチ演出を見るに、奥深いストーリーの版権なのだろうなぁ~とは思いましたが、おっちゃんにはよくわかりません(テヘッ

中央下部のいわゆる電チューが4個賞球というチャレンジャーな機械。
AKB的なV確部分で「自力当り」を煽るチャレンジャーな機械。
2種類の抽選をヘソ入賞で表現するチャレンジャーな機械。
それだけに、「なんかが後ろにぶら下がっていないと導入し辛い機械」なのですが、さすがニューギンさんは、この点に関しては1枚上手ですな(苦笑
一般入賞口は「出荷状態」で問題ありません。
いわゆるBA値ですが、若干のお手入れで、「自力Ⅴチャレンジ」の賞球と、右下部一般入賞口への入賞賞球を含めても、電チュー賞球4個にして100は超えないので、良好と言えるでしょう。ただ、調子に乗ると、T1Y値がヒドイ数値データとなりえるので、注意が必要です。

この土日はトホホなバツゲームと腹をくくって、「くぎ」、頑張りましょう~ね!