月刊シークエンス10月号コラム【業界羅針盤】より
「LT3.0+からの年末商戦」
一雨ごとに気温は落ち着きつつあり秋の気配も感じてきてはおりますが、地下施設を直撃するような一雨は勘弁してほしいと肌で感じている石川です。
いやぁ、線状降水帯の脅威を初めて体感しましたが、遭遇しなくてよければ遭遇したくないと感じた次第。
さて本稿では7月から導入の始まったLT3.0+のここまでの振り返りと、それを踏まえたうえでの年末商戦展望でも。
7月以降この2か月で市場投入されたLT3.0+機種は20数型式。
ハイスペックからミドルスペック、そして1型式ですがライトまで幅広くリリースされているわけですが、ホールの中心軸と期待されるハイスペック機は、言わば“三共チャレンジ”のこの2か月だったかなと。
このあたりの展開力はさすがリーディングカンパニー。
しかしながらそれぞれの稼働状況はと申しますとホール側の〝399アレルギー〟を刺激してしまった感は否めない。
なんとか面目を保っていると言えそうなのが牙狼と女神のカフェテラス、一騎当千のデカヘソ2機種ですが、ここ数年、稼働結果はその各ホールの状況によるところが大きく、機械力に頼った集客、増客はなかなか見込めず専ら店内移動というのが現状。