月刊シークエンス新春号 「業界羅針盤」掲載コラム
「業界羅針盤」御愛読の皆様 明けましておめでとうございます。
2024年は辰年。私はと申しますと赤い色の衣服が似合う年齢を迎える事となるわけですが、
おっさんの戯言が羅針盤となっているのかどうかは甚だ疑わしいところもありますが、本年も宜しくお付き合いください。
さて、大学を卒業後この業界へ飛び込みかれこれ38年目へ突入。当時は1万7千軒余の産業規模だったと記憶しておりますが、
今や6,500軒余と若かりし頃には思いもしない状況となりこの歳にして産業規模の縮小に四苦八苦しているのが正直なところ。
長らく業界に携わって参りましたが、業界歴の中で最も危機的状況と身を持って感じたのは規制や何やらでは無くやっぱりコロナ禍。
業界における内的要因であればいくらでも対応できるのですが、世界が予期せぬあの様な外的要因による影響は経験した事がありませんでした。
この先何が起こるかなんてわかりませんが、一先ず本稿では2024年を進むにあたり、いま現在見えている事実、現実を中心に取り上げたいと思います。