機種選定によるジャイアントキリングは可能か?

遊技機の選定は1人の方が面白いと感じる部分

遊技機の選定を合議制で決めている企業や店は多いと思います。

その方が失敗も少ないですし、失敗した場合の責任も分散されるので、
心理的負担も少なくてすみます。

また、多人数の視点は個人の視点よりも広く見渡せるので、
見逃しが減ります。

現在は失敗をしない選択が主流です。

遊技機単価がこれほど高価になれば、笑って失敗したとは言いづらい
ですから仕方ありません。

それで最小ロットの発注になるわけです。

当たったときは、中古でかき集める。

失敗したときは、即時転売で被害を最小化する。

もはや売り買いの商材であり、それがマネージャーの腕だ
とでもいえます。

つまり、購入の向こう側にいるのはお客様ではありません。

これは良い悪いではなく、リスクを避けるためにはそのように考える
しかなかったのです。

専任者をおくことは、当たりを引くことにとっては大切です。

しかし、失敗を減らすには、合議制が最適なのです。

単にはずさないためだけの機種選定でもはずれは出ます。

誰に、何を、どのように

誰に、何を、どのようにはマーケティングの基本

3月にオミクロン株が収束した後、夏季に感染拡大がないとすれば、
それは収束へと向かうという判断ができそうです。

ファイザー製の飲み薬も承認されたこと、感染しても軽症であること、
ワクチンのブースター接種も進んでいること、治療薬も整い始めた
ことなど、そろそろ終わりが見え始めたといえそうです。

そうなれば営業の立て直しに全力で向き合えることになります。

パチスロは、6月から8月にかけて6.5号機がリリースされる予定です。

半導体や電子部品などの不足もありますが、仮に順調に供給された
場合、長く不調が続いていたパチスロの回復が期待されます。

しかしその回復の道筋は急激なものではなく、1年間ほどの時間を
有する可能性があります。

すべてのお客様が差枚方式を支持するわけではないので、基本である
誰に、何を、どのようにをしっかり見据えて行うことが大切です。

Aタイプといえばジャグラーになりますが、ただ設置すれば稼働がつく
というほど、出枚数が減った6号機への移行が安易だとはいえません。

マーケティングセグメンテーションについて

情報は知ってからが重要

遊技機の情報を知ることに全エネルギーを注ぐ方がいらっしゃいますが、
それを知ったからといって何も起きるわけではありません。

大切なのは知ってからどのような行動を取り、どのように成果に反映さ
せるのかということです。

デジタルマーケティングでは、ネットで受注販売が完了してしまうため、
地理的要因の関係が少なく、ジオグラフィックはほとんど使われません。

しかしパチンコ営業のような、箱物営業にとっての市場分析として、
ジオグラフィック(地理学的属性)は重要になります。

【geo(ジオ)】とはギリシャ語で地球を意味します。

【graphic(グラフィックス)】とは、写真やイラスト、図形、記号、
文字(タイポグラフィ)などの視覚的要素を組み合わせ、特定の目的や
方針に基づいて平面上に構成された表現という意味になります。

いくら営業の質が高くても、立地条件が悪ければ高い成果を出すことが
困難になるのは誰でも知ってのとおりです。

オミクロン株による第6波の影響

夜明け前

コロナ禍も三年目に入り、収束の流れが見えて来ました。

ワクチンや抗体カクテル療法に続き、飲み薬が準備されつつあります。

しかし世界各刻の状況を見れば、オミクロン株による感染拡大が止ま
らない状況です。

それでも強い感染力とバーター(デカップリング)に死亡率の低下が
進んでいることは、弱毒化に変異している証拠かもしれません。

とはいえ強い感染力による発症者数が増えれば、やはり医療崩壊が
引き起こされる可能性も大きくなるため、油断はできません。

それでも季節性のインフルエンザと同等近くになっていく兆候だと
もいえることから、パンデミックの収束は近いという推論も成立し
そうです。

ただし現段階でWHOは、軽いという表現は適切ではないと発表を
しています。

その理由は、インフルエンザの致死率が約0.1であるのに対して、
オミクロンの致死率が約0.35であることにあるようです。

現状においてはこれからの第6波対策が重要になってきます。

すでに県によってはまん延防止等重点措置の適用が決まりました。

衰退を促進させる同質化のプロフェッショナル

時代の変革期

明けましておめでとうございます。

昨年中は格別のお引き立てを賜りありがとうございました。

本年もよろしくお願い致します。

初頭に当たり、変革期となる今年のポイントを書かせていただきます。

パチスロが差枚での出玉に変更されるようですが、

誰でも自分が低設定の養分にはなりたくないものです。

逆に、自分が先陣の恩恵にあずかりたいというのが本音です。

表現は悪いですが、いかにして投資してくれる客数を集めるか、
それが決め手ではないでしょうか。

小さな店が生き残るために必要なモノとは何か?

その答えの一つが個性ある世界観かもしれません。

成長期ならば同質化も良いのでしょうが、衰退期においての同質化は、
衰退加速装置になってしまいます。

パチンコの遊技機は認定されなければ設置営業できません。

つまりそれは、同じ製品での商売になることを意味します。

スタート地点は同質です。

ここから競合する他店との差別化が必要になります。

そうなると、新しい遊技機を多く導入する、

人気になっている機種を多く揃える、

可変要因を広くすることで強くなれる

年度計画

『台粗が~、』とかは卒業しましょう。

『パチンコは特別だからね』

そんなことを言っていたら、
社会からの認知は取れないままになってしまいます。

誤解があるといけませんのでその意味をお話すると、
『より広い視野』で営業を俯瞰(ふかん)
できるようになりましょう、ということです。

台粗利は変数という結果でしかない、ということです。

台粗利が重要ではない、という意味ではありません。

台粗利は、人気機種を200万円で買えば上がります。

営業を特定の機種に絞り込み、
プロモーションを仕掛ければ台粗利は上がります。

新台や人気機種の購入率を上げ、
プロモーションを仕掛ければ、台粗利は上がります。

もちろんSを落としたり、TYを減らしたり、
そんなことでも変わります。

もうお分かりだと思いますが、
台粗利は投資することで作ることが可能です。

来店動機と継続動機

看板娘

昔、煙草屋さんという店がありました。

そこの店番に、看板娘と呼ばれる女性の店員さんがいて、煙草を買いに

やって来るお客様の接客をしていたのです。

『看板娘』を辞書で調べると、

客をひきつけ、店に足を運ばせる理由にもなる、魅力のある娘を指す表現。

とあります。

つまり、煙草を買おうと思った場合に自分の店を思い出して、選択しても

らえる仕組み、ということですね。

美しいものは何回でも見たいもの、幸せを感じることは繰り返したい、と

いうのは人間の本能です。

そうであれば、店舗型営業においての『来店動機』として、看板娘は必要

だということになります。

お聴きいたします。

『あなたのお店の看板娘を聞かせてください』

お客様が沢山ある店舗の中から、自店を選んでくださる動機となるものと

は、なんでしょうか?

もしそれが無いとしたら、どうなるでしょうか。

価値が無いのですから、安くなければならないということになります。

競合店どうし互いに価値がないとしたら、安さの勝負になります。

戻りが遅れている理由は多様にある。

戻り切らない業績

原因は色々あるのでしょうが、毎年のこの時期は低調である、ということにつきます。

この2年間の早く家に帰る習慣が影響していないとはいえません。

団塊の世代が市場からスピンアウトしていることも事実です。

街は、ボーナスが出てから賑わいが帰って来ると考えれば、12月に入ってからということになり
そうです。

来年の1月末までの表現として、ピークが来たと言えばいいのか、1月がピークだったと言えばい
いのか、迷います。

問題は2月からというのは、誰でも分かっていることですが、真の問題はその打ち手だといえま
す。

スロット減台、パチンコ増台、という流れは既定路線でしょうが、バトルフィールドにおける供
給過剰は避けたいものです。

そうなると、一旦減台という選択肢も視野に入ります。

2月以降、ゴールデンウィークまで圧縮した営業により、回収できない余分な投資を回避し、メ
タルレスを導入するという判断があるかもしれません。

これは有利区間が撤廃されるからという判断ではなく、設備の先行投資という側面からです。

人の行動は思考よりも習慣が強い

いよいよ関東も全面解禁になりましたが、まだ戻るという感じではありません。

それでも8時過ぎてからサラリーマンがやって来るという情景は目にするようになりました。

すっかり家飲みしながらネットフリックスという習慣が見につくと、簡単には変えられません。

時間感覚がおかしくなっているというのか、夜の9時になると家に帰りたくなるという始末です。

それに企業でも、経済を回す為に以前のようにしていいとは言っていないようで、
様子見のようです。

イギリスや北京など、ちょっと油断したらクラスターが発生する状況には違いないのですから。

企業としても、クラスターは避けたいのが本音ですから、全面解禁とは言いずらいのでしょうね。

事実、年末の忘年会などは早々と中止を打ち出している企業が7割もあるそうです。

ではいつになればもどるのでしょうか?

可能性が強くなるのは年明けではないでしょうか。

ボーナスが出て、お正月気分に流されて徐々に気持ちが緩んで行くような気がします。

ただ、空気が乾燥し、本格的な暖房時期になるので、第6波が起きないという保証はありません。

そうなるとせっかく緩んだ雰囲気は一気にしぼんでしまい、

最近は海物語の稼働が伸びない

年配の稼働が戻らない(80%)のと、設置台数の多さが原因になっている可能性があります。

もちろん、すばらしいスペックの海物語が販売されれば、なんの問題もありません。

年配層は、基本的に基礎疾患があり、新型コロナに感染すれば、ワクチンを接種していても重症
化する可能性が高いのですから、戻りが悪くてもしかたありません。

パウエルさんが、2度ワクチン接種していたが、新型コロナウイルスに感染して亡くなりました。

国内でも、80歳以上の方が2度ワクチン接種をしていた80歳以上の方が亡くなっています。

もう一つの問題は、団塊の世代というボリュームゾーンの遊技参加率が落ちていることです。

今年、74歳から76歳になりますから、参加率が落ちるのは自然なことです。

さらに、コロナ禍という、行動制限された特別な時間を過ごしているため、残された時間をより
有意義に過ごしたいという心理変化があっても当然だと思います。

現在の三洋「海シリーズ」人気の礎となったのは、1995年(平成7年)に三洋から登場したCR権
利物「CRギンギラパラダイス」でした。

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