この季節指数としては低迷
毎年、新年度からは業績の好調が続き、ゴールデンウィーク、夏休みと
ピークが来ることで年計が設定されます。
しかし2020年からのパンデミックにより、その数値設計に歪みが出て
います。
全体的にピークが低く、短期的な傾向が続いています。
明らかにパンデミックの影響ですが、3年間も続くと人々の行動にも
定着するものが増えてきています。
夜の消費行動では、明らかに変化が出ており、夜の稼働が伸びなく
なっています。
これは飲食店の営業自粛の影響で、早く家に帰る習慣が日常化して
きていることがうかがえます。
また、65歳以上年配者層の夜間外出が減少していることも同様です。
そうなるとハイミドルのような機種は稼働しても、その他の機種は
簡単に稼働が戻らないということが推察されます。
その理由は、このパンデミックが簡単に収束しないことが見えて来た
からです。
このウイルスは世界中で変異が起きていて、もはや無くなることは
なく、人類と共に生きて行くことになりそうだからです。
そうなると年寄大国の日本は、消費行動に大きな変化が起きること
になります。
2019年度と比べて、年配者に支持されてきた定番機などの稼働が
90%以下にしか戻らないという仮説が成立しそうです。
夜の稼働と年配者稼働というこの2点は、自然に任せていては戻せ
ないと考えることが大切で、市場の中で強い力を発揮して、自店に
集めるという施策が重要になります。
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