オミクロン株による第6波の影響

夜明け前

コロナ禍も三年目に入り、収束の流れが見えて来ました。

ワクチンや抗体カクテル療法に続き、飲み薬が準備されつつあります。

しかし世界各刻の状況を見れば、オミクロン株による感染拡大が止ま
らない状況です。

それでも強い感染力とバーター(デカップリング)に死亡率の低下が
進んでいることは、弱毒化に変異している証拠かもしれません。

とはいえ強い感染力による発症者数が増えれば、やはり医療崩壊が
引き起こされる可能性も大きくなるため、油断はできません。

それでも季節性のインフルエンザと同等近くになっていく兆候だと
もいえることから、パンデミックの収束は近いという推論も成立し
そうです。

ただし現段階でWHOは、軽いという表現は適切ではないと発表を
しています。

その理由は、インフルエンザの致死率が約0.1であるのに対して、
オミクロンの致死率が約0.35であることにあるようです。

現状においてはこれからの第6波対策が重要になってきます。

すでに県によってはまん延防止等重点措置の適用が決まりました。

このまま行けば1月後半から2月にかけて、影響が出てくることに
なりそうです。

今回のオミクロんの特徴は感染力が強いことにあり、油断してしまうと
店内でのクラスター発生につながる恐れがあります。

お客様も、自覚がなかったり、軽い症状であればパチンコでもしよう
ということになるのは明らかです。

スタッフの中にまだワクチンの接種をしていない方がいらっしゃる
場合、感染後に重症化しやすいという発表があるので注意が必要です。

高齢者比率が高い日本では、イギリスなどのwithコロナ政策を真似
することはできないでしょう。

そうなると当然、人流の抑制、夜のアルコール禁止など、再びあの
苦しい状況が再現されることになります。

問題は3回目のブースター接種が、今回のオミクロン株での感染防止
にあまり効果がないということです。

もちろん重症化に対しては効果があると発表されています。

それでも感染したくないという高齢者層の外出は控えられることに
なりそうです。

また、企業もクラスター対策からまたオンラインへと移行することも
予想され、稼働低下が起こりそうです。

タイミングの悪いことは、1月の末には旧基準機が全撤去となり、
新基準機へと移行するタイミングで客数が減ってしまうことにあります。

ここはもう一度しっかり感染対策を見直して、現在来店してくださって
いるお客様が離反しないようにすることが大切かと思われます。

あまり厳しくすると常連のお客様が嫌がられるから手を抜くという
考え方は、少し先を見た場合危険です。

今年大切なことは、後半から盛り上がって行くためにライトユーザーを
しっかりと掴んでおくということです。

夜明け前は一番暗いと言われますが、あと少しということで言えば、
ここの半年は、本当に真っ暗かもしれません。

しかしその後の光は見えて来ましたので、なんとかここを乗り切れば、
後は明るい未来が来ると信じましょう。

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