来店動機と継続動機
看板娘
昔、煙草屋さんという店がありました。
そこの店番に、看板娘と呼ばれる女性の店員さんがいて、煙草を買いに
やって来るお客様の接客をしていたのです。
『看板娘』を辞書で調べると、
客をひきつけ、店に足を運ばせる理由にもなる、魅力のある娘を指す表現。
とあります。
つまり、煙草を買おうと思った場合に自分の店を思い出して、選択しても
らえる仕組み、ということですね。
美しいものは何回でも見たいもの、幸せを感じることは繰り返したい、と
いうのは人間の本能です。
そうであれば、店舗型営業においての『来店動機』として、看板娘は必要
だということになります。
お聴きいたします。
『あなたのお店の看板娘を聞かせてください』
お客様が沢山ある店舗の中から、自店を選んでくださる動機となるものと
は、なんでしょうか?
もしそれが無いとしたら、どうなるでしょうか。
価値が無いのですから、安くなければならないということになります。
競合店どうし互いに価値がないとしたら、安さの勝負になります。