年配の稼働が戻らない（80%）のと、設置台数の多さが原因になっている可能性があります。

もちろん、すばらしいスペックの海物語が販売されれば、なんの問題もありません。

年配層は、基本的に基礎疾患があり、新型コロナに感染すれば、ワクチンを接種していても重症
化する可能性が高いのですから、戻りが悪くてもしかたありません。

パウエルさんが、2度ワクチン接種していたが、新型コロナウイルスに感染して亡くなりました。

国内でも、80歳以上の方が2度ワクチン接種をしていた80歳以上の方が亡くなっています。

もう一つの問題は、団塊の世代というボリュームゾーンの遊技参加率が落ちていることです。

今年、74歳から76歳になりますから、参加率が落ちるのは自然なことです。

さらに、コロナ禍という、行動制限された特別な時間を過ごしているため、残された時間をより
有意義に過ごしたいという心理変化があっても当然だと思います。

現在の三洋「海シリーズ」人気の礎となったのは、1995年（平成7年）に三洋から登場したCR権
利物「CRギンギラパラダイス」でした。

ジェットスキーという飛行機モノに使われていたセンター役物を使った権利モノで、後に電子ラ
イターを加工したもので電波ゴトにあったのを憶えています。

当時、横スクロールはヒットしないといわれていましたが、どういうことでしょうか。
その後、1999年に海物語がスタートしました。
2021年から1995年を引くと、26年という時間が経過しています。

団塊の世代と、その子供達（団塊のジュニア）は、どのようなタイミング（歳）で海シリーズに
出会っているのでしか？

【ギンギラパラダイス1995年】

団塊の世代（1947年～1949年）は、
1995年は48歳～50歳です。

団塊ジュニア（1971年～1974年）は、
1995年は24歳～26歳になります。

【海物語1999年】

団塊の世代（1947年～1949年）は、
1999年は52歳～54歳です。

団塊ジュニア（1971年～1974年）は、
2022年は28歳～30歳になります。

【PA海物語2022年】

団塊の世代（1947年～1949年）は、
2022年は75歳～77歳です。

団塊ジュニア（1971年～1974年）は、
2022年は50歳～52歳になります。

このように見てみると、来年の海シリーズに対して、団塊の世代は参加できないことがわかりま
す。

そして団塊の世代から、次の団塊ジュニアの世代まで、人口動態グラフは窪んでいます。

また、50歳～52歳の団塊ジュニアは働き盛りですから、遊技参加率を期待できないのはいうまで
もありません。

来年30代から40代を中心に考えた場合、2010年から2000年に遊技を始めたことになります。

ちょうどCR海物語シリーズが始まった時期です。

しかし現場では、海シリーズを遊技している30代から40代の方をあまり見かけないような気がし
ます。

この部分に対する調査が必要ではないかと感じています。