暗示(suggestion)

暗示とは、言葉や合図などにより、他者の思考、感覚、行動を操作・誘導する心理作用のことをいう。

暗示にかけられた者は自然にそうなったと考え、それが他者による誘導によるものであることに気が付かない。


特に催眠状態において暗示は最も効力を発揮する。

暗示は睡眠不足や過労状態にあるとき特にかかりやすくなるほか、先天的気質によってもかかりやすい人とそうでない人がいるという。

自分で自分にかける暗示を「自己暗示」という。

心身症や神経症などの治療に暗示が利用されることもあり「暗示療法」という。

催眠療法もその一種である。

フランスのエミール・クーエという人物がクエイズムという自己暗示法によって心理療法を行っていた。

アンカリング効果(anchoring effect)

アンカリング(英: Anchoring)とは、認知バイアスの一種であり、判断する際に特定の特徴や情報の断片をあまりにも重視する傾向を意味する。
係留または英: Focalism(焦点化)とも。
個人の通常の意思決定においては、まず特定の情報や値に過度に注目し、その後状況における他の要素を考慮して調整する。
一般にこのような意思決定には、最初に注目した値についてのバイアスが存在する。
例えば、中古車を買おうと探している人がいるとする。
彼は走行距離と年式に注目し、それを中古車選びの判断基準にしていて、エンジンやトランスミッションの保守状況の良否をあまり考慮しない。
これがアンカリングである。
【出典:ウィキペディア】

アンケート調査(Questionnaire survey )

店舗内でアンケート調査をされる法人さんも増えてきています。
お客様指向ということでは、とても良い方向性だと思いますが、少しばかり注意事項があります。


自店の改善すべき点をお教えください』などとやってしまうと、それまで意識もしていなかった短所を気づかせる仕組みになってしまうということです(笑)。

つまり、お金と手間をかけてお客様に自店の短所をアピールすることになってしまったのでは、あまりに残念すぎます。
どうか、ご注意していただきたいと思います。

ミステリーショッパー(Mystery Shopper)

サービスの品質の維持および向上を行うには定期的な測定や調査が必要であり、このとき第三者による調査が有用な場合がある。
サービス提供者は通常の調査では知ることのできない情報を入手するため、調査員がその身分を隠し、一般人に扮してサービスを受けた結果をフィードバックする。
これをサービスの提供側から見ればどの消費者が調査官であるのか、あるいは調査が行われていること自体が謎(ミステリー)であり、サービスの品質をより消費者に近い立場で知ることができると考えられる。
この覆面調査員のことをミステリーショッパーと呼びます。
出典:ウィキペディア

アナウンスメント効果(announcement effect)

アナウンスメント効果とは、メディアの世論調査や観測報道(アナウンスメント)が、投票行動に影響を及ぼすことをいいます。

パチンコ業界でいえば、やはり『新台』ということになるでしょうか。


新台に対するアナウンスメント効果は小さくありません。

しかしそのニュース元がどこであるのかをいつも特定できるとは限りません。

アジテーター(agitator)

企業の中にいる注意人物が、このアジテーターであったり、ロビイストです。
巧みに自分の意図する方向へと多くの人を扇動するからです。

ロビイストとは、ロビー活動を行う人という意味ですが、ロビー活動とは個人や団体が政治的影響を及ぼすことを目的として行う私的活動のことをいいます。

簡単に表現すれば、社内政治活動家です(笑)。

社内であれば迷惑な話で済む場合もありますが、これがメディアを利用したものになると笑ってばかりはいられません。

アイドマ【AIDMA】

AIDMA(アイドマ)とは、広告宣伝における消費者心理のプロセスを言い表した略語です。

1920年代にアメリカ合衆国の販売・広告の実務書の著作者であったサミュエル・ローランド・ホールが著作中で示したことで有名になりました。
  1. Attention(注意)
  2. Interest(関心)
  3. Desire(欲求)
  4. Memory(記憶)
  5. Action(行動)

挨拶(greeting)

【挨拶】(greeting)

辞書的には相手とかわす定型的な言葉の交換ということになります。
若いころは、そんなものに重要な意味があるなどと考えもしないものです。
また、挨拶にどれほどの価値があるものなのかを教わらなかったりします。


『おはようございます』
『いい天気ですね』
『今日はどちらにお出かけですか?』


といった何気ない挨拶を交わしてからの≪頼みごと≫に対する承諾率は高いことが分かっています。
これはとんでもない価値であるといえます。

上司と呼ばれる職種を仕事にしている方で、挨拶は部下からが自然だという考え方をしている方がいらっしゃいます。

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