パチスロの減台
現状の6号機を導入しても償却できないのはデータから見て間違いありません。
しかしその償却データは過去のものであり、未来を予測するものではありません。
また、償却データは平均値でしかなく、各店により違うのが普通です。
もっといえば、利益を出している店が無いとは言い切れない、ということです。
そんな薄いことを言っても仕方ありません。
償却できない遊技機を大量導入するならば、ベニアという選択があります。
よくベニアはやる気の無さをお客様に伝えてしまうから良くない選択だといわれます。
それは本当でしょうか?
遊技機が設置してあるか、ベニアになっているか、という2つからの選択だと考えることに問題
があります。
コロナ禍であれば、遊技機と遊技機との距離を開けるのは安全対策です。
パーソナルスペースを十分に確保して、安全安心対策をし、荷物やコート、ジャケットなどの置
き場所としてのサービスに使えます。
それ以外にも、お客様に喜んでもらう方法はたくさんあります。
もちろんデジタルサイネージという方法もあるでしょう。
しかし本当に大切なことは、お客様に楽しんでもらえる空間をどう創るかにあります。
導入しても喜んでもらえない機種を揃えることよりも、お客様が喜んでくださることに投資する
ことは、エンターテイメントの本質ではないかと思います。
設置台数が減ったからといって、この状況下においては稼働が圧縮されるぐらいの考え方で良い
のではないでしょうか。
お客様に喜んでもらえる機種が登場するに従って、徐々に増やして行ってもいいのではないでしょ
うか。
やがて良い機種が増えて、また楽しい時間がやって来るまで、知恵を絞ってゆっくり行きましょ
う。