新型コロナウイルスによるパンデミックの終わりとは、どんな条件なのでしょうか。
感染者数が減るといってもゼロ人になるというのは考えづらいところです。
つまり、ウイルスが無くなるということではなく、共存できる環境になる。
ということかと想像してみるのですが、ようはインフルエンザようなものかと考えます。
来年には飲み薬も出回るようになり、点滴とワクチンとの併用も進むことを思えば、
2022年度中には落ち着くと予想するのが一般的でしょう。
それまでに、第6次の感染爆発が起きたり、新しい変異型が出現したりする可能性はありますので、
一概に終了するという断定的な表現はできないのだと思います。
問題は、経済の回復ということです。
ひとつには、外国からの旅行客が入って来る状態に戻らなければなりません。
外国客を受け入れても感染の拡大が起きないという状況が担保される必要がある訳です。
これは国内だけでは解決できない問題でもあります。
先進国をのぞいて、世界ではまだワクチン接種がそんなに進んでいない状況を考えると、
やはりもう少し時間がかかるという見方になるのではないでしょうか。
夜の飲食も、夜間の人流という側面から、まだしばらく回復には時間がかかりそうです。
Go to による支援もあることから期待したいところですが、まだ様子を見なければなりません。
そういった状況から、経済の回復は一気にというよりも、2022年度から徐々に上がっていく、
という読みになりそうです。