導入から半年後の設置店舗残存率のお話

各メーカーからのいわゆる‘忖度導入’が多い昨今、新年度ということで、
では、実際のところそういった機械を含めて導入した結果、いったいどうなっているのだろうと思い、
Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーンbが導入された2021年8月以降~2023年1月までに市場投入された251型式(含PB機)の、
“最大導入店舗数から半年後”の導入店舗数、及び、本年度導入機種は導入開始から4月初週時点の導入店舗数との比較をしてみました。

言ってみれば設置店舗残存率の試算になり、各メーカーさんの信頼度と申しましょうか。

リユースや板面交換が成される甘デジも含め、3月末週時点で導入店舗数を増やしている機械は残存率100%で試算。

再販や中古での導入が進んだ上である程度の日数をかけて最大導入店舗数となるわけですが、
抽出期間中に3型式以下の市場投入メーカーは除外した上でさてどんな結果になったかと申しますと…

残存率が最も高かったメーカーは…
抽出期間中21型式を投入してその平均の設置店残存率が95.2%の三洋。
期間中に甘デジが10型式ありますので然もありなんと言ったところではあるのですが、海系を含め設置シェアは安定しています。

SH@CK式e機(スマパチ)所感

今回は4月からリリースされるe機(スマパチ)について、いつも通りに主観にて語って行きたいと思う。

e機に触れる前に今のパチンコ市場の流れについて触れておきたい。
パチンコ市場は規則改正以前にMAXタイプの確率及び総量規制が行われ、後に下限ベースとRUSH継続率規制など非常に大きな規制を掛けられていた。そして、規則改正後はT1Yの規制こそあったが、ベース・継続率・時短・総量計算と非常に多くの緩和が行われ、旧規則機に依存する必要の無い遊技機リリースが叶った。それにより旧規則機撤去と共に大きな落ち込みを見せたスロットとは逆にパチンコは「エヴァ15」「Reゼロ鬼」のおかげもあり、5号機初頭以来十数年振りに業界全体の高貸遊技時間はパチンコがスロットを上回る結果となった。しかし、スロットは6.5号機リリースを皮切りに市場が一変し、更に同年11月からリリースされたL機(スマスロ)にてスロット市場は大いに盛り上がりを見せ、旧規則機撤去前と遜色ない程の市場へと成長した。勿論、スロットが盛り上がった分がそのまま業界全体の盛り上がりに繋がる訳も無く、業界全体の規模に大きな変化は無いのでスロットが減った分はパチンコが増え、スロットが増えた分はパチンコが減っている状況となっている。

LTV 9月号

9月のLTVを眺めますと…

パチンコに関しては上位の貢献度が高い点は相変わらずですが、

8月期導入機種である、サラりーマン金太郎、ゴジラ、GANTZ3のLTVポイントの前月比下降幅が

大きい点が目に付きます。

その中にあって、前月比でポイントを押し上げてきているのが真北斗無双、バキ319、大海4SPSCAの3機種となっています。

回胴ではマイジャグラーV、ファンキージャグラー、アラジンクラシックと、6.5号機のTOP4が前月以上のLTVポイントとなっています。

遊技機LTV 7月号

最大設置時からの減少率に関しては増産やレンタルでしばらく流動的な機種が多いため

今期は取り除いて数値化しました

また、今回から所感とあわせ検定切れの近い機種にチェックを入れてあります

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