2014/09/05
まわるんパチンコ 大海物語3 の展示会の道すがら、陽の落ちるのが随分と早くなったなぁ、などと秋の気配を感じつつ、会場で顔を合わせた方々の口から出てくるのはもっぱら大海よりもパチスロの今後についてだったり(苦笑
 
パチスロの件で多少バタバタしてしまい、書き込みが遅れましたが、本日は先週から今週にかけてデータ取りしてきた機械について。
 
龍が如く 見参。
パチンコオリジナル書き下ろしストーリーだそうで。
ただ、このゲーム自体のストーリーや背景をワシは知らないので、牙狼を意識した演出の時代劇物といった印象のみ。
要注意項目は、メーカー発のシミュデータに記載されている T1Y値に近づけようとすると、アタッカー周辺はグチャグチャになるってとこですかね(苦笑
いずれにしろ、ロングSTにして電チューは3個賞球で、最右下部のフロックは5個賞球で、特図2は16Rが中心になる仕様ですので、 BA値、T1Y値周辺に関して、誘導釘は3時方向を意識した調整になろうかと思いますが、まぁ、ヤリ過ぎ注意でお願いします。
 
ZETMAN。
音源の‘口笛’っぽい感じは新鮮。でも液晶内で繰り広げられる世界観はよくわからない(笑
とりあえず、 V確ロングSTで、通常当りに時短を付けた分ST継続率を若干抑えた、まぁ、無難ないまどきの仕様…
板面上部 1/3に釘の無い構成ですが、肩通路の出口から上部の渡り部分へ向けてブロックを作り易い構成ですので、S値は落ち付け易いしぃ~、8個保留だしぃ~、ゲージは少し甘めに作ったほーがいいよねぇ~…と、作ってみたものの、確認したらば8個保留といえども出率100%設計分岐S値が5.7回くらいだったものですからアラマァオクサマビックリ!
よくよく仕様書をみれば、Sチャッカー下部の振り子の入賞球振り分け率に差異を設けているじゃあーりませんか…
ヘソ入賞時、右側が特図1で左側が特図2で、右:左≒3:1という頓知の利いた機械らしい。
攻略なんてシロモノでは無いにしろ、普通に作ればいいのになぁ~とは思いました(笑
 
浜崎あゆみ。
「マルハンさんにゲージを褒められたんですよ~♪」
あぁはいはい。でわでわ… って感じでデータ取り開始。
「ドコに褒めるところがあるのだろう…」なんて億尾にも出さずにニコニコトントン♪
確かに各部位にブロックを作り易い構成ではありますが、根本的に甘い構成です。
数字を整える意識としては‘上下’より‘左右’。SANKYO系はいつもそうですが…

倖田來未。
これまた8個保留なのに出率100%設計分岐S値が高くない仕様…
理由を問えば「打ち手の技量に左右されないように」なんて返答だったりしますが、8個保留状態から手を止めて8個全部消化するのに余裕で2分を超える変動秒数&リーチ確率の仕様で、且つ、先読み保留変化から疑似連中心の最近の機械ばかりが何を言っているのかと小1時間説教したくなるわい…
電チューは1個賞球ですし、電チューの形状的に BA値に関するアプローチは無駄。
どうしてもBA値を落とすんだ!って言うならスルーに入れないという選択しかありません。
ただ、他の部分のゲージは 浜崎さんよりキレイな状態で融通が利きます。
 
さて、今回は同台数購入値引きなんてーのがある 倖田/浜崎 の両機。
 
正直申し上げると… どっちもどっち(笑
決して主力になる機械じゃぁない。
ただ、「どっちか1こ」って選択ももったいない版権。
新台で買える環境ならば‘台数値引き対象’にこだわらないけれど同台数かな…
2台ずつとか(笑
中古で出てくるまで待って、2台ずつとかって選択が正解な気がしますが(笑
 
TMレヴォリューション。
ゲージは楽。初回当りも足して2500発フルにはなりません。
注意項目は、BA値という概念。データ上は、V確アタッカー入賞分も含めて信号に上がると思いますが、電チュー入賞分のみであれば、出荷釘ナリでBA値85程度。これに‘アタック’への入賞分8個以上が乗って表出されますから、データ上は100を超えてくることがまま出てくると思われます。
ただ、遊技フロー的に‘草刈り機電チュー’への入賞を減らすのはどうなのかな?って思う。
で、この機械の場合、運用よりも、導入する/しないの判断が重要かなと。
想定される玉単価の割には‘大爆発’する仕様では無いですし、客滞よりも客回転視点の仕様になります。言ってみれば、餃子の王将的。ですから、夕刻以降、(極端に言えば)それまで特賞ゼロ回の機械でもあまり気にせず着席してくれる様な瞬間風速の高い環境や、21時以降のワンチャンス層が少なからずいる環境の店舗での運用こそ真骨頂になるかなと。
こっからはオジサンのたわ言ですから流してくださると幸いですが、‘遊べる遊技機’って、こーゆー仕様が叩き台でいいと思う。1万円勝負で期待最低配当が1万円。4回当れば1回は4万円に「なるかもしれない」。で、どのタイミングで座ったお客さんが配当にありつくか?
惜しむらくは、今回はTMRという版権機でしたが、ダイナマイトで良かったんじゃねーの?
TMRは別に普通の仕様で出しても甘とあわせて1万台くらい売れたんじゃね?
って感じの機械でした。
 
 
データ取りをしてきたのはここまで。
 
さて、今日のエントリーの本題はやはり「まわるんパチンコ 大海物語3」ということになりますが、ちょっと長くなりましたので、続きは明日にでも…

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