現時点までで、いわゆる‘ベース値’がイクツでなければならない、入賞口のサイズはコレコレでなければならない等、直接的な数値表現を ‘まだ ’ されていない状況における、『業界の自浄作用を促す上で』必要な調査であるという事は御理解いただけたかと思います。
『着地点が見えないから対処のしようが無い』といった愚痴も散見されますが、数値目標では無い『自浄努力』が必要なのだという着地点であるならば、例えば、一般入賞口に玉が通らない等々の「くぎ」に関する行政指導や、一般遊技者からの投稿、投書がなくなるということが結果的に必要とされるといったところじゃないでしょうかね。
全日遊連の理事会では『くぎは取扱説明書とおりにしてください』とアナウンスすることで調整が終わったと聞いていますが、
あくまでも『入賞回数』が検査基準となっているということを念頭に、閉店後、一般入賞口、中央入賞口を睨みつけながら胸に手をあて、『一般入賞口に‘入り難く調整’しちゃった…』、『中央入賞口へたくさん入賞するように‘見えるように’調整しちゃった…』という問答を心の中のリトル自分と話し合い、よーく考えてみて、もし、心にやましい点があるならば、『自浄作用』を働かせればよろしかろうかと思います。
日工組も、直面させられているわけではありませんが、道義上、即応は難しいですが、これに対応をする方向で動き出してはいますので、こんなきっかけはどうかとは思いますが、どんなきっかけにしろ、業界全体で、未来志向でこの難局へ立ち向かえればと思ます。
さて、
覆面調査ということですが、遊技結果によっては賞品への交換が…
と、いうことは、「くぎ云々」と同時に、賞品買取所に対するスタッフの対応に関しての指導徹底は急務となります。
また、この件に関してはSNS等で一般の方も知ろうと思えば知る事のできる情報として流布しているだけに、6月1日以降は調査員を装った詐欺事案が頻発する可能性は大きいわけですから、この点に関しては、機構へ問い合わせるというのではなく、どういった対応を取るか、社内で話し合っておく事も必要です。
もう一つ。
ここ数日、一般入賞口の質問ばかりで、あまり‘中央入賞口’の件が話題になっていないので個人的には大変心配なのですが、例えば、ライターさん来店や、雑誌等取材日が、もしも、覆面調査の日と重なり、例えば中央入賞口を過剰に調整していたりしていたら…
十分な注意が必要と思いますよ~(苦笑