2013/05/09
AIDMA(アイドマ)とは、広告宣伝における消費者心理のプロセスを言い表した略語です。

1920年代にアメリカ合衆国の販売・広告の実務書の著作者であったサミュエル・ローランド・ホールが著作中で示したことで有名になりました。
  1. Attention(注意)
  2. Interest(関心)
  3. Desire(欲求)
  4. Memory(記憶)
  5. Action(行動)

それぞれの頭文字をとってAIDMAという造語になります。

AIDMAの法則では、消費者がある商品を知って購入に至るまでに上のような段階があるとされています。

しかしすべての人や物・サービスに関して、この通りにならないことは当然です。

特に、記憶する前に購買につなげてしまう方が、セールスとしては有効だということになります。

そこで、M(メモリー:記憶)という単語を除き、AIDA(アイダ)という造語があります。


  1. Attention(顧客の注意を引く)
  2. Interest(顧客に商品を訴求し関心を引く)
  3. Desire(顧客に商品への欲求があり、それが満足をもたらすことを納得させる)
  4. Action(顧客に行動を起こさせる)

これは、1920年代に応用心理学の分野で米国のE・K・ストロングが論文中に示したセールスにおける顧客心理の段階です。


パチンコの場合は、どうでしょうか?

新聞の折り込み広告で考えた場合、

あっ!新台の入れ替えだ。
いいな!面白そうだ。
出るかもしれないな。
明日初日か。
明日打ちにいこう。


店頭のポスターを見た場合、

あっ!新台の入れ替えだ。
いいな!面白そうだ。
出るかもしれないな。
店に入ろう。


このような思考になりそうです。

ただし最近の新台入れ替えは、

また新台の入替だ。
どんだけカネかけるんだよ。
俺から回収する気か。
もう打つのは止めておこう。

こんな流れになっていることも事実です。

これを繰り返せば、お客様が減っていくことも当然なのですが、

まだまだ集客の瞬発力があるのは、どうせ負けるならば新台という方がいらっしゃるからです。

しかしこの流れが決してよい方向に向かっていないことも事実であり、

植木の植物に水をあげ過ぎているようなもので、最後は根腐りを引き起こしてしまうのです。




ページ