2013/05/12
企業の中にいる注意人物が、このアジテーターであったり、ロビイストです。
巧みに自分の意図する方向へと多くの人を扇動するからです。

ロビイストとは、ロビー活動を行う人という意味ですが、ロビー活動とは個人や団体が政治的影響を及ぼすことを目的として行う私的活動のことをいいます。

簡単に表現すれば、社内政治活動家です(笑)。

社内であれば迷惑な話で済む場合もありますが、これがメディアを利用したものになると笑ってばかりはいられません。

ものごとは必然的に多面性があるものですが、そのバランを意図的に崩してし扇動する者がいた場合、混乱がもたらされることになるからです。

知識の浅い大衆の問題点は数が多いということです。

事実、東日本大震災においてこのような問題を起こしたブログがありました。

一般読者になりすましてコメントをするなどして、巧みに扇動していくのです。

ようはビュー数をあげて、記事アップに際してお金を得ることを目的としているのでしょう。
(問題となっているスティルスマーケティングです)

おかしいと思うような場所には近づかないことが大切です。

明らかに間違っているのに賞賛されているような内容をみると、人は我慢ができなくなってコメントしたりします(笑)。

しかし分かっている人は近づかないので、程度の低い人間が大量に吸い込まれていくことになるため盛り上がるのです。

それを見た、さらに程度の低い人間が業界全体を悪く言うようになりますが、それは数という力になるのです。

自分の名誉や収益のために、このような仕組みを使う方がいることを知っていなければならないと思います。


アジテーターは、扇動者とか大衆を扇動する人という意味で使われます。

その響きがあまり良くないのは、理性的な側面ではなく、情緒的な側面を刺激し、恣意的な方向へと扇動するからです。

扇動は、啓蒙や理解よりも、行動を遂行させることに主眼が置かれます。

この扇動を行うのがアジテーターです。

ウィキペディアによると、
扇動者(せんどうしゃ)は、市民や大衆の中にあって、特定のイデオロギーや政治的な意図に基づいて、突発的な大衆行動を率先して指揮したり、選挙運動で特定の政治グループに有利になるような世論形成に向けて活動したりする人。アジテーター(agitator)とも。

演説や文章の発表を通じて、多くの人に対して自己の意図する政治的行動などを行うよう呼びかけ、活動を盛り上げるよう仕向ける。必ずしも自らが実際の行動の中心的役割を果たすものではなく、むしろ他の多数人によって実際の行動を行わせることで目的を遂げようとする。有能な扇動者は、多数の人を同調させて大きな社会的変革を起こすことができる。

扇動の結果、過激な実力行動を招いたり、集団心理によって十分な考慮の無いまま不合理な政治的意思決定を行わせることもある。歴史上の事例として、古代ギリシアにおいて衆愚政治の原因となったとされる扇動的な政治指導者のことを、デマゴーグと呼ぶ。

となっています。

やはりあまりよくない響きですね(笑)。


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