2022年度内は厳しい状況が続くという見方

今年度に入ってからも営業を休止するホールが増えています。

その理由は賃貸契約ばかりではなく、先行きの不透明にあります。

つまりこのまま営業を継続しても黒字が見込めないからです。

まもなく6.5号機がリリースされます。

これでパチスロは一息できるかもしれません。

ただし、希望されるほどの台数が販売されるかは疑問です。

ロシアのウクライナ侵攻が長引く中で、

世界の半導体、電子部品の不足も解消されません。

そうなれば製造台数も思い通りにはいかないでしょう。

さらにはご存知の通り、遊技機は互換部品が使えません。

リリースしてからヒットが確定しても、

簡単には追加生産のできないことが分かります。

そうなれば買えたもの勝ちというパワーゲームに偏ります。

またこれから販売される遊技機の値段も、

部品の高騰から値上げになる可能性も十分にあり得ます。

これまでの購買履歴がないホールでは、

欲しくても購入できないということが普通に起きるでしょう。

では中古でということになりますが、

遊技機のスペック変更の途上にある場合、

後からリリースされる遊技機の方が有利であることが想定され、

そうなると、品不足から高騰している中古機を買っても、

充分な成果を出せない可能性があります。

かといって低貸営業が好調になる理由もありません。

されは団塊の世代の後期高齢者入りと、それに伴う介護問題です。

また物価上昇による可処分所得の少ないお客様の、

来店回数や投資金額の低下を考えた場合、

稼働への影響は避けられないのは確実です。

そうなれば独身男性がターゲットになりますが、

この方々はフットワークも軽く、知識も豊富な方々なので、

財務的に追い詰められたホールを選んだりはしないでしょう。

今年を越えられたとしても、来年には新札への対応が待っています。

そんな状況を考えると、スマートパチスロがリリースされるから

というだけでは、経営継続の確証は何も得られません。

ならばここで営業ほ止めた方が良いという判断も、

あながち間違いではないのかもしれません。

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