シン・エヴァンゲリオン狂想曲とマルハンとダイナム

年末年始は店舗状況が動かないのを良い事に、例年、個人的に注目する機械の状況を洗うのですが、
この正月期間はいわゆる機歴が厳しいという声の中、果たしてPシン・エヴァンゲリオンXを巡るスタンプラリーの行方は、結果どの様な状況となったのか?
を、考察してみます。

条件設定としてほぼ全国から耳に届いたのは

①Lリングにかけろ1FSの購入
②eシン・エヴァンゲリオンZの購入
※両方が好ましい
※スマパチユニットに難があるのであればリンかけの台数を増やして欲しい

概ねこんなところでしょうか。

新年明けて、P-WORLD登録店舗数は6,392軒。(健全化推進機構賛同数は7,160軒)。
昨年初頭からおよそ370軒がP-WORLD上からこの1年で姿を消した事になりますが、この状況でPシン・エヴァンゲリオンXの導入店舗率はおよそ71.5%。
スロ専を除く6,277軒中4,490軒が導入し正月営業へ突入。

販売台数はPシン・エヴァ48,000台、eシン・エヴァ13,000台、Lリンかけが18,000台。

全国平均としては{Pシン・エヴァ:リンかけ+eシン・エヴァ}の購買台数比率は<1:1.55>となっています。

SH@CK式【ゆく年、くる年】

早いもので2023年も残す所あと僅かとなり、業界的にも大きく変化のあった2023年を振り返りつつ2024年の展望を本記事テーマ【ゆく年、くる年】として綴って行きたいと思う。

2023年は昨年末からリリースされたL機に寄る劇的なスタートを切った一年となったものの2月3月とL機新台が無く、稼働も間延び感が出始めた頃となる4月に「L北斗の拳」のリリースにより2023年一番の変化を市場に齎したのは記憶に新しい。

「L北斗の拳」が業界全体に与えた影響は4月の売上・粗利では前月比約107%(前年約102%)となり、前年比115%(前年約107%)と絶大な効果となっている。実際には他のメインタイトルの効果もあった訳だが、翌月以降も高い推移となった要因の大きな一つは「L北斗の拳」であるのは間違いないだろう。

一先ず来年3月リリースのLT搭載機のまとめ

早や見表的な物を作成しましたので添付します。

e機の市場投入時の様な焼き直しってわけでもなく新規版権もあり、着席動機は相応かなというのが先ずは印象。

2Rや4Rの少出玉当りをベース扱いにしてハイミドル的な仕様に仕上げたサンセイと藤。
この2機種は表面上の重さが目立ちますが、個人的な注目点は
2機種とも「鬼がかりシームレス」を搭載してきた点。

特にオーバーロードは鬼がかりを完全にパクりました。

この装置を手にしての次のGAROが楽しみになってきました。

ダイイチはバカボンの上位RUSHにそのままLT機能を搭載。
フローのイメージはホール側も遊技者側も体験済。

サミー、豊丸、コナミはLT機としてイメージし易い通常フローにちょいとプラスしたプレミア仕様。
今回はまったく‘らしくない’、しかもカドカワ監修付きの豊丸の新規版権における訴求がどこまであるか楽しみです。
また、北斗は回胴の遊技フローに近いという事もあり理解が進めば回胴島とパチンコ島の回遊は多くなりそうです。

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