SH@CK式e機(スマパチ)所感

今回は4月からリリースされるe機(スマパチ)について、いつも通りに主観にて語って行きたいと思う。

e機に触れる前に今のパチンコ市場の流れについて触れておきたい。
パチンコ市場は規則改正以前にMAXタイプの確率及び総量規制が行われ、後に下限ベースとRUSH継続率規制など非常に大きな規制を掛けられていた。そして、規則改正後はT1Yの規制こそあったが、ベース・継続率・時短・総量計算と非常に多くの緩和が行われ、旧規則機に依存する必要の無い遊技機リリースが叶った。それにより旧規則機撤去と共に大きな落ち込みを見せたスロットとは逆にパチンコは「エヴァ15」「Reゼロ鬼」のおかげもあり、5号機初頭以来十数年振りに業界全体の高貸遊技時間はパチンコがスロットを上回る結果となった。しかし、スロットは6.5号機リリースを皮切りに市場が一変し、更に同年11月からリリースされたL機(スマスロ)にてスロット市場は大いに盛り上がりを見せ、旧規則機撤去前と遜色ない程の市場へと成長した。勿論、スロットが盛り上がった分がそのまま業界全体の盛り上がりに繋がる訳も無く、業界全体の規模に大きな変化は無いのでスロットが減った分はパチンコが増え、スロットが増えた分はパチンコが減っている状況となっている。

LTV 9月号

9月のLTVを眺めますと…

パチンコに関しては上位の貢献度が高い点は相変わらずですが、

8月期導入機種である、サラりーマン金太郎、ゴジラ、GANTZ3のLTVポイントの前月比下降幅が

大きい点が目に付きます。

その中にあって、前月比でポイントを押し上げてきているのが真北斗無双、バキ319、大海4SPSCAの3機種となっています。

回胴ではマイジャグラーV、ファンキージャグラー、アラジンクラシックと、6.5号機のTOP4が前月以上のLTVポイントとなっています。

遊技機LTV 7月号

最大設置時からの減少率に関しては増産やレンタルでしばらく流動的な機種が多いため

今期は取り除いて数値化しました

また、今回から所感とあわせ検定切れの近い機種にチェックを入れてあります

エクセルを御希望の場合はお問い合わせフォームよりご連絡ください

5月期遊技機LTV

公立諏訪理科大学の櫻井先生にお手伝い頂き

新たな試みとして、遊技機のLife Time Value を数値化しました。

やっとSISから旧規則機も無くなったり、また、6.5号機の導入開始に間に合って良かったです。

それにしても部材不足ってヤツは厄介みたいですね…

6.5号機はもちろん、スマート遊技機の領域展開なんていつになることやら…

大手法人の数社さんはお盆時期攻勢としてS減台P増台の準備に余念がありませんし

地方中堅準大手さんの店舗整理も進んでますので

多少でも中古市場に6.2号機がダブつく事を願っております。

6.0号機をこれ以上認定取るのこそ経費の無駄と思いますので、是非、今回作成した

LTV を有効に御利用頂きたいと思う次第です。

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