2021/08/18

牙狼 月虹 の中古価格が300万円を超えて市場展開されておりますが、お盆前に予算取ってかき集めていたのが関東ですとガーデングループさんとマタハリーグループさんが代表格といったところでしょうか。
マタハリーさんは遊技機購入に関して発注決定の遅さが各メーカーの担当君をやきもきさせるので有名なのですが、店舗展開が商業ビルのテナント中心でコロナ禍の影響を大きく被ったという事もあり、ことさらここ1年は遊技機購入予算を大幅に抑えこみ、見た目にもタイトな営業。当然、機歴を最重要視するSANSEI R&D の遊技機を継続購入するわけもなく牙狼の立ち上がり時には横浜の旗艦店にして割り当ては6台!上野に至ってはゼロ。
すわッイチだいじ!と、数億円の予算を緊急計上することとなりました。
では、そのお得意様思いのSANSEI R&D さんの販売の流れってどーなってるの?と、申しますと…
基本としては
リリース機種1店舗購入台数÷販売台数(各拠点毎の販売台数)= 購入シェア
で、この“購入シェア”に応じて各店舗へ次機種の振り分け台数が決まり、で、次機種は…といった流れ。
例えば、東京拠点で1000台の販売予定の機種があった場合、この機械を3台購入したとします。
⇒ 3÷1000= 0.003
で、次機種で東京3000台の販売予定だった場合
⇒ 3000×0.003= 9台 購入可能となります。
今回の、ある意味『大騒動』で、今後見直しになるかもしれませんが、とりあえず8月時点ではこの流れは生きている。
では、牙狼 月虹 までの流れはと申しますと、まさにコロナ禍の中リリースされた P笑ウせぇるすまん 最後の忠告 が効いていた印象。まさに 最後の忠告 (笑えない
ワシの実例。
笑ウの前にリリースされたジューシー3(東京2,362台販売予定)はスルーしました。ただ、牙狼が気になっておりましたので、コロナ禍ではありましたが当時の直支援先でむりくり予算を割いて 笑ウ(東京2,024台)を3台ねじ込んで購入。コロナ禍ということもあり全国でも2,600店舗/約4,500台程度の販売にとどまり6,000台販売計画が未達という流れも重なって、おかげさまで後は牙狼の販売計画を待っているだけの体制は完了。ザッと計算しても軽く10台以上は確保できるといった塩梅。で、流れが変わらなければ 巨人~せかつよ~翼 の“割り当て”は最低限確保できますので、無理せず繋いで牙狼再販or別スペックへ…といった目算。ワシの場合、多くが単店、小規模法人さんとの御付き合いばかりですのでSANSEI &北電子アルアルの「割り当て」が来ない、取れない問題だけは避けなければならないわけでしてね。
それにしても300万って…
業界35年以上おりますが、初代花満開を凌ぎギンパラ以来の高騰ww
他の機械を買うくらいなら…とか、広告宣伝費も含めれば…といった考え方もありますが、機械単体の償却率などは完全に無視せにゃならん車が買える価格なわけでして…
こーいった大手、準大手さんはいざ知らず、単店、小規模法人ではこんなの無茶。でも、なんとかせにゃならん。この繰り返しで足掛け35年ですわ…
ってことで、本日は御利用は計画的に♪のエントリーでございました。

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