2013/06/30
あぁぁ~  っという間に今年も半分過ぎちゃいましたね。な今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょか。
沖縄3についてもいろいろ書きたい事はあるのですが、ひとまずこの半年のパチンコ遊技機の傾向にでも触れてみようと思います。
 
6月末時点で、昨年2012年はパチンコが103型式リリース(市場設置)されていました。
で、本年2013年ではここまでで 102型式がリリース(市場設置)されています。
型式数はさほど前年と変わらず。
その中身を覗いてみますと、2012年は103型式中 MAX/16型式、~1/99/32型式
2013年では102型式中MAX/21型式、~1/99/33型式
 
ガンダム、牙狼Final、クロユリ団地といったMAXのみ単体型式での市場投入の目立つ2013年上半期といったところでしょうか。
また、遊技フローとしては‘AR(アタックラウンド)システム’(一般的には‘牙狼TYPE’と呼ばれてます)を用いたものが非常に多くなってきている事と、≪ST150≫のような、いわゆる‘ロングST仕様’も多くなっているのが特徴的なところです。
導入前市場を色んな意味で賑わすCR呪怨もMAXの投入ですね。
そんな中でも、そのゲージ構成以上に一際異彩を放つCR新EX麻雀2M-KXは過去最長のST200。
この機械。低確率が 1/299.5に対し、高確率が 1/137
美夏美華では 低)1/128.75 → 高)1/128.5でST32なんつー極端な仕様をぶち込んできたニューギンさんですが、この‘非10倍UP+ST(しかもロング)’ってのは、言ってみれば‘ビッグボーナス終了後[RT]200’みたいなもんですわ実際。そこまでして〔SIS稼働貢献週〕を伸ばしたいのかと(笑
分岐Sを引き上げ、非10倍up+ロングSTに加え表示変動秒数を極限まで伸ばし、高価交換営業でも少しでも見た目の稼働を装おおうとするその姿…まさに下衆の極み!!
ってのは言い過ぎですが、ある意味、「回せない」という現場の声に対しての一つの解答。
沖縄3、EVA8という強力なコンテンツにしていよいよ手を入れてきた部分でもあるのですが、このあたりがそっちへシフトしたとなると、よほどの大きな失敗にならなければやはりこの流れが今後の主流となるのでしょう。
個人的には、ちょっとこれも違うんじゃね?とは思うのです…
やっぱり、大当たりしてこその‘娯楽としてのぱちんこ’と思うのですがね…
昨今の、大当たりを遠くしてなお稼働をも取り繕うとするのはどうかなって…ね。。。

~1/99カテゴリーも前年並みの販売型式数ではあるのですが、‘いわゆるセブン機’とは見た目から違う1種2種が9型式もすでにリリースされているのも今年のこれまでの特徴でしょうか。餃子の王将2の4型式が含まれてのものですからそうでもないかな?
しかしながら、TOKIO DXが受け入れられ、ホールに馴染んで以降、いかにも羽根モノは業界を救う的な書き込みや発言をあらゆる場所で見聞きしているわけですが、それはちょっとばかり期待しすぎだよと当コラムでは書いてきました。案の定、マジカペの稼働の伸び悩みと中古価格の下落に比例してそういった声もトーンダウンしつつあるようですが、これはこれで拙速で安直な判断だなとも思います。考えてもみてください。今も昔も、面白くない機械はなかなかお客様の選択肢には入ってこないですよ。今は荒れた畑の、それもほんの小さな端っこの部分を耕し始めたばかりなのですから。ビッグシューターはそれなりに評価の高かった前々作に戻してリリースしてきましたし、この後に控えるレレレもやはりそれなりに評価された前作と基本的に変わらない内容になっています。マジカペもビッグシューターもレレレも、各メーカーが新しく金型をおこしたくなるくらいの市場環境の変化が起こるかもしれない大事な種。(これだけ短期間にこのテの遊技機がリリースされるのって2度と無いのじゃなかろうか)。荒れた畑をチョチョっと均したくらいで簡単に花が咲くわきゃぁ~ない。でも、種は蒔かなきゃ実もつかぬ。買わなきゃ当たらぬ宝くじ。
 
そんなこんなで半期終了のこの週末でしたとさ の巻。
 

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