花粉の季節もなんとか凌ぎ、いよいよマスクをしていられない暑い日々へ突入でございます。
電気料金とのニラメッコとはなりますが、熱中症で医療費が嵩むくらいならと思い悩みつつ、
広告宣伝に関するガイドラインQ&Aを片手に太陽サンサン暑い日は涼を求めて御来店頂くのがイチバン!
といったポスターデザインを思案する今日この頃でございます。
それにしてもゴールデンウィーク明けから厳しかったですね(汗
回胴はL北斗の高水準の安定稼働を中心に5月8日以降3,000軒以上に導入されたL主役は銭形4L1、Lスロット ソードアート・オンラインB2、
S炎炎ノ消防隊jSの新台効果もあり大きな崩れも無く6月へ流れ込めたと思われるのですが、
パチンコが…少々元気が無い。
市場で数万台の導入意思となるであろういわゆるビッグネームが8月のPフィーバー機動戦士ガンダムSEED Sまで見当たらない中、
かなり厳しい日々の営業が続くというのが現在の現場感ではないでしょうか。
ゴールデンウィークを挟む日程でeぱちんこ新必殺仕置人 激闘K6を導入したホールはおよそ2,300軒。
先行したe ルパン三世 ザ ファースト H4YZ3、e 聖闘士星矢 超流星 EHTAの導入時点ではおよそ1,000軒程度でしたから
新必殺仕置人への期待値の高さがプラス1,300軒に及ぶ設備投資への決定を促した事に。
思い描いたストーリーとしては、スマスロ導入時同様に先行利得も相まって、新必殺仕置人が稼働牽引する状況から
7月のe花の慶次~裂一刀両断DL2-MX、eキャッツアイ3H4YZ3、e RAVE 覚聖ループJMCと繋ぎストライクでフリーダムなお盆商戦へ突入!
かな?
月に叢雲花に風… なかなか思惑通り、期待したように進まないのも世の常でございます。
花の慶次、キャッツアイ、RAVE共に販売台数は伸び悩んでいると伺っておりますし、‘e’のリリース予定、開発予定を見直す動きもあるや無しや…
このタイミングで「内規改定」のお話が伝わってきたわけですから憶測が憶測を呼び尾ひれがついて…で、いまここ。
シークエンスの読者の方にはそんな方はいらっしゃらないと存じますが、冷静に考えれば一朝一夕には内規改定などできないのが道理。
満場一致までの調整の時間、行政との調整の時間、そしてその内容からも時間をかけての準備と容易に想像できそうなものです。
5月末時点での [~1/199] の設置比率は4円総台数のおよそ27.2%。
この設置比率を引き上げる事は将来的に射幸性の抑制につながり、手軽に短時間でも遊んで頂ける遊技環境の醸成につながるというのが
今回の内規改定のポイントと見ておりますがいかがでしょうか。
また、ハイミドル以外の確率帯に各メーカーがフラッグシップコンテンツや若年層向けの新規コンテンツを投入しやすい環境も整い、
将来的な遊技人口の向上を推しはかる事にもつながりやしないかといったところでしょうか。
あれやこれやを想像しつつ来春には登場するであろう新内規機に期待したいところです。
さて、回胴へ目を向けてみますと北斗の導入店舗数がこの6月でいよいよ5,000軒を突破しました。
現在(6/20)P-world上で5,000軒以上に設置されている機種はS甲鉄城のカバネリ ZR、S押忍!番長ZERO PC1、SアイムジャグラーEX-TP、
S/新ハナビR/HA、S パチスロ幼女戦記 ZRの5機種。
北斗の場合はユニット導入費を伴っての設置5,000軒突破ですからやはりその勢いのまま。
今夏には新パネルでの増産予定もあり、まだまだ店舗数、設置台数は増えていきそうです。
ちなみにパチンコ機で5,000軒以上設置されているのはP大海物語4スペシャル、Pスーパー海物語 IN 沖縄5、
PAスーパー海物語 IN 沖縄5 with アイマリン、P大工の源さん 超韋駄天 LIGHT、
PF 機動戦士ガンダムユニコーン、PフィーバーからくりサーカスV、Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア 黄金絶唱N、
P新世紀エヴァンゲリオン15 未来への咆哮、Pゴジラ対エヴァンゲリオン G細胞覚醒L、P真北斗無双4GFPH、
Pとある科学の超電磁砲FSB、PA花の慶次~蓮N-Vの12機種。
4月は新年度という事もあり、Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーンbが導入された2021年8月以降~2023年1月までに市場投入された
全メーカー251型式の、“最大設置店舗数時から半年経過後”の設置店舗数、及び、
本年度導入機種は導入開始から4月初週時点までの設置店舗の数を比較してみました。
言ってみれば各機種の残存率の試算となります。各メーカーが自信をもって市場投入した機種から見るメーカー信頼度と申しましょうか。
リユースや板面交換が成される甘デジも含め、再販や中古での導入設置が進んだ上である程度の日数をかけて最大設置店舗数となるわけですが、
なぜこんな面倒臭い事をやったかと申しますと、いわゆる‘忖度導入’が多い昨今、機種選定の時代からメーカー選定の時代になってきていると感じたから。
売買、リユース、板面交換、新台導入時撤去対象、廃業、休業等々、色々な要因があって設置店舗数は増減するわけですが、
バラエティコーナーや低玉貸しコーナーからも半年後には撤去され中古流通網にも乗らずに廃棄される遊技機が多数あるのは御存じの通り…
今回は半年後の設置店舗数残存状況を洗い出しましたがこれが1年後となると…
逆に前記各機種の様な設置店舗数も多く残存率の高い機種は遊技者からもホール現場からも支持率が高い機種といえます。
メーカーの方も御購読しているとの事ですので数値面を含めたメーカーランキングの発表はこの場では御勘弁頂くとして、
まとめてみて、今後も続くであろう店舗数の減少により想起される弊害はメーカー側の方が大きそうな気がしてなりませんでした。
店舗数の減少≒競合店の減少です。地域状況、立地環境等にもよりますが店舗数減少の流れの中では1番店2番店3番店…と、
ある程度の立ち位置がより明確になると思われるだけに無暗にレッドオーシャンへ舵を切る必要性は薄れます。
必要なものを必要なだけ。
事実、P-world上ですがL北斗未導入店は1,500軒余あるのですから。
現在の商習慣がいつまでも続くとは限りません。
このあたりは見誤りたくないなぁなどと思いつつ本稿は了とさせて頂き長考に入ります。