渋谷系の機械らしいのですが、秋葉原の京楽.ショールームで謁見して参りました。
初見では右の装置と仕様、フローで腑に落ちない点がいくつかあったので、翌日もショールームへ。
2日続けて機械を見に行ったのは業界歴35年にして初めてです(笑
表示に関しては京楽.らしい歌デジ。
全体のフォルムはニューギンのCR義風堂々2やSANKYOのマクロスΔ~アイドルマスターの系譜。
仕様も単純に消化させれば1種2種系の速さを出せるところを、演出で特賞間に十分すぎる時間を割く事で殺し、
とにかく大当たり後に時短を付加する事を第1義とした機械。
STでは無く時短にこだわり、また、新解釈基準も後押しした事で実現した複雑な設計ではあるのですが、
憶測ですが、「乃木坂46で始めてパチンコ遊技する方」をペルソナ(仮想設定)とした時、
乃木坂46を通してパチンコの面白さを伝える、負担を感じさせない、といったあたりを企画の肝として仕様設計に取り組んだのかなと。
結果、今この時のホールの主流機種傾向とは異端の機械に。
離反傾向の強かった回胴GOD打ち達の重量級パチンコ機群への回遊傾向が見て取れるハードヒッターへの訴求ははっきり言って感じられないだけに、
京楽.が準備している販促企画、遊技促進企画を含め、若年層ライトヒッター層、乃木坂きっかけのビギナーが初働の中心軸になろうかなと。
甘デジ時には設計変更する可能性もありますが、当然、市場投入されるであろう点も含め、生温かく見守りたいコンテンツ機と思います。
仕様の概略を添付します。
中の人に確認を取ったものですのでご参考まで。
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