撤去・回収対応は進んでますか?
8月末をもって1次・2次リスト掲載機種を撤去・回収する『約束』のもと、粛々と進むと思ったらこの始末(苦笑。
「稼働を止めた、電源入れない」からいいってわけじゃないと思うのですが…。
ペナルティも行政対応も衝撃的な展開は起こらず(これは想定通りですが)…
現存、約40万台設置絶賛稼働中の年末期限の3次リスト対応も思いやられる今日この頃でございます。
<2016年9月20日 web遊技通信 発>
全日遊連は9月16日、都内新橋の第一ホテルで全国理事会を開催し、理事会後の記者会見で、第3次回収リスト掲載機における日工組との補償問題を巡る議論が、依然として平行線を辿っていることを明らかにした。
なんてな状況があったりするわけですが、団体執行部としてコレはコレとして「言わなければならない」案件です。
しかしです。
10月からは、現在10万台超設置絶賛稼働中であるリストの中心である牙狼魔戒のシェアを目がけ、各メーカーから挙っていわゆるキラーコンテンツの市場投入が始まるわけです。
CR牙狼 闇を照らす者 が 約4万8千台。
CRスーパー海物語in沖縄4 が約11万台。
CRルパン三世 Lupin The END が約7万台。
他社機もあわせて約23万台から年末商戦のスタートです。
これに、パチスロの 北斗の拳修羅の国篇 約8万台が絡んできます。
まずこれが10月。
続いて11月はと申しますと、
CRタイガーマスク3 が3万台弱、
CR花の慶次 雲の彼方に は、8万台の販売計画、
これに、パチスロでは バジリスク3が約4万台ほど絡んできそうな雲行き。
で、撤去・回収最終章の12月。現在確定状況としては
CRモンスターハンター4 が2万5千台。
CR真北斗無双EW が2万5千台。
CRテラフォーマーズ が2万5千台。
CRエヴァンゲリオン11が6万台 の販売計画。
これに、牙狼魔戒Beast of Goldが少なくとも6万台の準備。
なんだかんだ10月~12月でおおよそパチンコだけで50万台超を「購入しちゃうかもしれない準備中」なのが本日今この時の現場の状況。
「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだ!!」
会議室では三歩進んで二歩下がる中、現場はどんどん先へ進んでいるわけです。
いや、進まざる負えない状況なわけです。
そうです。おっしゃるとおり『約束』ですから。
「ベニヤもいたしかたなし」というホールがあるのも事実ですが、業界全体としては、パチスロを絡めれば「たった3か月の間」で、2000億円超の市場を形成してしまうという現実の前には、いまさら補償云々という議論はいかがなものかとワシは考えます。
鳴物入り(?)の「ちょいパチ遊技機」が中古市場に顔を出し始めました。
4年後は東京五輪です。
そろそろ、先の話をしませんか?