9月21日

9月18日。
日工組は新たな申し合わせとして、「行き過ぎた射幸性を抑え、新たなファンを獲得する」ことを目的とし、
・確率変動継続率の上限は65%(非高射幸性機は除く)
・保通協通過に関しては2016年2月初日から適用
・ホールへの新規設置に関しては2016年5月初日から適用
の3点を決議・文章化しました。

結局、≪時短時引き戻し≫は含まないところで決着させたんですね(笑
あえて「文章化」としましたが、上記と合わせ、『通常遊技時のベース値』に関しても申し合わせがありました。

以下、ザックリと…

もろもろゲージ変更が間に合わないので、これまでに申請しちゃっている機械は出荷時に一般入賞口をガバッと広げた状態(BY7以上)で納品して誤魔化そうそうしよう。
でも、ここんところヤけにうるさいから、ここまでの機械は2月末までにしとこうね。
で、ひとまず一般入賞口への入賞がしやすい仕様、例えば、一般入賞口が2か所あれば、1か所は検査用、1か所は営業用みたいな感じ(ベース30)にして4月末まで場つなぎしといて(くぎ問題の段階的改善)、5月から65%上限機って感じなら仕様変更にも余裕が出るし、最後のMAX機が導入されてから(10月末)半年経過での対応になるから、『仮に、高射幸性機全撤去とか言われても』機械の頭数はそれなりにそろえられるし、極端な下取り価格を提示しなくても済むんじゃね?
と言ったか言わないかは知りませんが、提示されたタイムラインからはこう読み取れました。

翌日、全日遊連も呼応する形で『高射幸性遊技機の取り扱いに対する6団体合意(案)、申合せ(案)について』を上程。
『何のために今回の一連の取り組みを行っているのかというと、業界のあるべき姿として、高射幸性を下げていこうというのは、業界全体の取り組みに他ならない。下取りするというひとつをとっても、そののめり込み防止という大義名分があるのであり、各団体、各企業は誠実に下取りをおこなうことができると思う。一応の道筋をつけたと思う。優先的に外すべき機種リストについては、合意書が出来た時点で明らかにしていく予定です。下取りについては、今の時点の下取り価格と時間経過で変わるケース、あるいは一律の所などまだわからない。心あるメーカー経営者は口頭で一律という言葉も頂いているが、明文化している訳ではないが、業界のために心あるメーカーがあることも事実です」と経緯を述べた。』と。

パチンコに関しては「健全化推進機構正式報告問題」が、また、パチスロに関しては「一撃フラグ問題」、「天井問題」がまだ残っていますし、まだまだ予断を許さないのは事実ですが、2015~2016年シーズンの大枠としての方向性は大分固まってきたのかなと。

さて、タイムラインが見えたとなれば、より具体的な現場対応を考えなければなりません。

ところで御観になりました??
ラグビーJAPANの勇敢な闘いを!!
誰よりも磨き、周到な準備を怠ることなければ必然のジャイアントキリングは起こる!
成功=準備×挑戦
これをまさに現実のものとしてくれているブレイブブロッサムズ、なでしこJAPAN、隼JAPAN… あまりに誇らしくて泣ける!!
まぁ、ワシを含め、自分に甘い業界ですから、誰よりも磨けるかは?ですが、周到な準備は可能。

まずは、敵(?)を知るところから。
次回エントリーはこのあたりを…