11月8日
しばらく間が開いてしまいました(反省
さっそくデータ採集後考察を。
 
黄門ちゃま 超寿 日本漫遊2700km
本機の特徴はとにかく釘が少ないところ(笑
96本は過去最少ではなかろうか。
振り分けは異なりますが、T1Yに差がありませんから、スペックの選択は本年のスペック毎稼働傾向からも199が優位。
その最大のウリは右板面の構造。
簡単に言えば、猪木のオマケ賞球を釘に依存しないで構造としたってことでしょうか。
ただ、遊技者目線で見ると、構造になってしまっているだけにそれほど驚きは感じないのですが、1400発程度で満タンになる玉箱を使っている場合は、16R時は余裕で2箱使うことになりますから、このあたりを巧く運用に活かせればとも思いました。
ただ、設計時出率100%分岐S値は高めなのですが、ゲージで干渉可能なのはS値のコントロールだけになるので、運用において憂慮する点があるとすればこの点。
演出では、「サザエさんの波平の声」が聞けるのは本機が最期(らしい)というのが重要なポイントになる??
実はそれほど認知度は高く無い‘黄門ちゃま’ですが、前後して販売されるパチスロとの関連付けも多少は期待できるかもしれませんし、波平さんの声以外でも、賑やかしの演出構成は手慣れているなと。イートレックジャパンの吉宗系画風は好みがわかれるところですが、まぁ、それなりの機械かなと。
 
009 RE:CYBORG
ここのところ‘ゲージチャレンジ’が目立つニューギンさんですが、本機も面白い構成でのリリースになっています。ゲートから風車上逆八直結ですので、ゲート通過からステップへの流れは安定感バツグン。また、ゲート入口と風車上逆八の2個所で中央集拾への干渉が可能ですから、S値のコントロールも容易。
ただ、板面比率をマキシマムで使い切っているため、ステップとフロックが一体となり、B値への干渉に気を遣わなけりゃならないのが残念です。
また、BA値、T1Y値ともに干渉には難があり、やはり本機もS値のコントロールが中心。
もはや流行と言うか、これが流れなのでしょうね…
演出に関しては、「ドコ、ドレを観ればいいか良くわからんw」ってのが印象(苦笑
サブ液晶がメイン液晶並の大きさと配置なので初着席時はチト混乱しました(笑
MAXと言えども、初代慶次以上に振り分けが細か過ぎる仕様。
この辺りも懸念材料の一つです。

パールセブン
板面左下部の‘電チューっぽい’のは 何 ???ってのは置いといて、
機種名を耳にすると脊髄反射する年齢世代のワシ的には、実機に興味深々だったわけですが…
ゲージに関しては、役物下部とステップ、命釘の空間が狭い構成になっていますので、
‘下げ調整’はお控えください。
BA値はフラットに構成してもなかなか上がらない構成でもありますし、設計100%出率分岐S値も高めですので、T1Y値に対する無暗な干渉は必要無い仕様。
演出は…
出目が…と言う事ですが、そもそも表示部分が板面上部に配置され過ぎていて、身長が低い遊技者は見上げながら打つ感じになるのではなかろうかと。それは置いといて、新アレジン、クイーンあたりと並べて、レトロな雰囲気でも醸し出せれば…
とわ言え、全日遊連等、各団体の遊技機系委員会から伝わってくる想定モデルに、仕様、価格等々非常に近いスタイルでのリリースである本機であるということだけは加筆しておきたいところです。
 
BRAVE 10
設計100%分岐S値が10回(笑)というぶっ飛んだ仕様でリリースされた本機。
ただ、表示の変動秒数やゲージ構成を拝見するに、仕様は後付けなのかなと(苦笑
版権モノです。S値に幅を作れます。BA値、T1Y値に干渉可能な構成です。
あとはホールさんが好きなよーに使ってください(丸投げ
 
でも、これこそ‘回るんパチンコ’じゃねーのかなとww
短評となりますが、ただただ、「なんかスゴイw」と感じずにはおられない機械でした。
 
本稿の最後は EVA9 
仕様的には、前作同様、MAX8(8個貯留)でのリリース。
特徴は、前作より、各保留0.1秒ずつ通常変動秒数を長くしてきた点。
(ST中は0.2秒長くなってます)
これが改善となるか改悪となるか?
リーチ確率までは入手できませんでしたが、前作の『使われ方』を見るに、改善となりそうですな(苦笑
 
釘は楽です(笑
S,BA,T1Y 全てに干渉可能です。
市場状況が深刻な状況となっておりますので、せめて平穏に年を越すためにも、ここは一つ、無茶せず、上手く使いましょうね(願


ハロウィンも終え、立冬も過ぎ、いよいよ年末年始戦線でございます。
インフルエンザ対策もあわせ、どうか御自愛くださいませ。