8月9日 更新
8月も あっ ちゅー間に1週間も過ぎ、待ちに待った繁忙weekを迎える事となるわけですが、いかがお過ごしでしょ。
台風の影響で大変な地域の方もいらっしゃると思いますが、お店の外回りも御心配と思いますが、どうかご自愛くださいませ。
 
さて、今週は 高尾/稲川淳二、エキサイト/サムライスピリッツ、サンスリー/三國無双の3機種のデータ取り。
 
CR稲川淳二。
えーっと、いまワシがお手伝いさせていただいている と、以前、(一般財団法人)KAI総研
http://psksouken.jp/
というシンクタンクに少し触れたと思うのですが、ここでは NIRSという機械を使って遊技中の遊技者の脳の反応を測定してたりもするのです。で、この CR稲川淳二。
1時間ほど試打したのですが、たぶん、海物語と同じ反応になると直感的に感じた機械。
どーゆー事か?ってのをここで書き出すと大変になるので御勘弁いただくとして(お問い合わせいただければ御見学くらいは可能です)、結論的に言うと、とても好感のもてる機械だったと。
あっ! 釘はそんなに大変じゃありませんでした(笑
ポイントは、S値のコントロールに関しては、ワープ入賞口の下釘と渡りの間隔。ただ、渡りの2か所とも機能する構成になっているので、いつも書いてますがバランス良く。
BA値も思いのほか落とせてしまうので、こちらは御注意を。
この夏の機械の中では、牙狼、AKBと同じくらい稼働開始が楽しみな機械です。
 
CRサムライスピリッツ。
これが最終枠使用になるとのこと。(次機種は新枠で デビルマンとのこと)
まず目を引くのが「ワープが無い」(笑。
スゲー(笑。
個人的にこれはモノ凄くインパクトがあった(笑。
ワープが無いからってわけではありませんが、S値はそこそこ落ち着きます。
BA値も誘導ステップを3時方向に意識すれが落ちます。
アタッカーがオーバー入賞しやすい構造なので、データ的に注意するのはここ。
販売時期が悪いといえば悪いのでアレですし、最終枠ってのがどーにもアレのおかげで、SNKフル監修で液晶表示のデキはいいだけに、デキの割には不遇の機械になりそうな予感です。
 
CR戦国無双。
まず、‘259強’っていうヘソ1個賞球の新内規仕様機について。

ベースが落ちた分をT1Yにのせた‘誰得’の仕様。
ギンパラの‘強ミドル’ともども、こーゆー事やっているうちは機械がどーのこーのという次元で語ってはいけないのだと思う。
豊丸の‘ピカイチ新’みたいな変態スペックならある意味ま~だ理解できるのだが…
現金使って打ってみれば理由はわかると思いますが、コイツは出率100%分岐のS値で1000円が2分半かからないで溶ける(苦笑。まさに‘溶ける’感じ。
まぁ、3個賞球でもいいとこ3分だけどね(苦笑。
S値に関しては、ワープ入り口のブロック構成のおかげで、キレイに下部渡りへ導球できるので中寄り植え込みの風車上逆八や、役物の顎が薄くて乗り上がりからのステージからの絡みもある程度許容できるのだが、第1ステップの傾斜がある分、京楽.的な右ステップ側へ逃げた玉の戻り入賞には気を配りたいところです。
T1Yについては、コチラからの意思表示は何にもできないですからあきらめましょう(笑
だからこそ、‘259強’みたいな仕様は誰得なのだと…

戦国無双としては、3個賞球のMAXは、まったく普通に使えそうなパチンコ機の仕上がりだけに、なんだか腑に落ちない。

使う側としては、少しでもSチャッカー入賞頻度を上げたくなるのに上げられない。
ヘソ1個戻しならば、ベース理論の基礎の基礎に立ち返らないとどーにもならないと思うのだけれどね。。。
その昔、レーザースペーシー等々の時代、ことごとくヘソ1個賞球の1種は(いくらT1YやMYが大きくても)撃沈し、消えていったのか、もう忘れちゃったのかしら?
 
ここをお読みのメーカー様。
スペックの破壊的イノベーションを待ち望んでおります。

マジで!!