生産性(Productivity)
生産性(せいさんせい, Productivity)とは経済学で生産活動に対する生産要素(労働・資本など)の寄与度、あるいは、資源から付加価値を産み出すさいの効率の程度のことを指す。
一定の資源からどれだけ多くの付加価値を産み出せるかという測定法と、一定の付加価値をどれだけ少ない資源で産み出せるかという測定法が在る。
生産性'はより少ない労力と投入物(インプット)でより多くの価値(アウトプット)を産みたいという人間の考えから生まれてきた概念である。
生産性=アウトプット/インプット
より少ないインプットからより多いアウトプットが得られるほど、より生産性が高いという関係にあることがわかる。
出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』




ではパチンコ産業のようなサービス産業において、どのように生産性を測るのが良いのでしょうか。


新機種を導入することや広告宣伝などに配分される費用を戦略費用として、そのアウトプットを計測するということがよく行われます。


簡単にいえば、営業利益が増大したかということになります。


粗利から経費を差し引いた残りの金額ということですが、月次管理していると、戦略費を投下した月次と、利益が発生した月にズレが発生します。


そのため、短期的な視点で見てしまうと、それが本当に適正な投資であったのかどうか判断が難しくなります。


4ヵ月ごとに営業利益をチェックするという方法もありますが、それでは判断が遅れるという可能性もあります。


的確なチェックをするためには、営業経費を的確に配分したかを確認できる特別な方法が必要となります。


管理会計では、決算としては十分であっても日々の管理としては不十分だからです。


そこで考えられる適切な会計方法は、スコアバランス方式です。


粗利から、日々に発生した経費を時系列ですべて差し引いてしまうというやり方です。


遊技機の購入費用は、本来であれば資産計上して原価償却となりますが、


月次にまとめて費用計上してまうやり方です。


つまり、時系列において経営資源は適切に使われていたかを確認できる方式です。


それゆえに、スコアカードなのです。


間違いを繰り返さないことが、最大の生産性の向上に結び付きます。