ハネモノ
さて、巷では

「羽根物が業界を救う!」

みたいな煽り文句が散見されますが、本当でしょうか?

ただ、羽根物と言っても、、おおざっぱにカテゴリすると
源さんのような次回の大当りに影響するようなタイプ
マジカペのようなオーソドックスなタイプに分ける事が出来ます。
もちろん、「V継続型か否か」「ラウンド振分け型か否か」
など細かいカテゴリもありますが、これらの平均T1Yは大当り総数の多さ
により、かなり平均値に近似するので深く考えないw、とします。

 
昨今の遊技機の問題点は、簡単に書くと「格差前提による消費金額の増加」
だと指摘しました。

さて、羽根物の格差とは何か?

ラウンド振分けもある意味そうなんですが、重要なのは次回大当りの影響度の
有無が格差の有無と考えられます。

つまり格差を生じる仕様機に関しては、
統一Sの投げっぱ運用でも勝手に出玉
の波を演出してくれますが、そうではない仕様機はどうすべきなのでしょうか?

統一理論の基となるのは統一することで「分布の平均値」を得る事です。
(物理的な稼動格差を設けないなど、公平感を与えるための事柄は、あくまでも
「平均値」という統計学的な考えがあってこそですからここでは考慮しません)


ではマジカペなどの仕様ではどうでしょうか?
もちろんTS自体も変数ですから、ひと鳴きで連チャンと言うこともあるでしょう。
ではその出玉がさらにその次の大当りの貢献に役立つ確率は?というと
そこはやはり平均TSに準ずるのではないでしょうか?

つまり連チャンし続けるわけでもなく、その例えば5連チャンの出玉がどれだけ
多いの?・・・・というとせいぜいドル箱1杯分程度だったりしますw

羽根物だからそれでいいんだ、という意見もありますが、長時間の遊技前提で
考えると、そんなことは頻繁に起こるわけではないことぐらい誰でもわかるはずです。

連チャンする仕組みがあれば、偶発的な連チャンを考慮せずに理論上のTYを求める事
が出来ます。理論上のT1YとTYの差が大きいほど、実践上では大きな格差を生じる
要因となりえますね。

初当たり後、連チャンする仕組み(時短など)があるのと、ないのとでは、初当たり1回に
対する期待値(出玉)は異なり、実践上、出玉の幅を持つ事になるということです。
これがいわゆる(結果的な)出玉の波となります。一般的なセブン機タイプにも言えます。

ここまで書いて何を僕が書きたいのかと言うと

「釘の重要性」

です。

数字揃えてアタッカーに球をぶち込むのがパチンコですよ、と発信してきた業界、
そしてそう思っている多くのユーザーに、羽根物で楽しませるような釘を提供可能な
スキルを持った人がどれだけいるのかねー・・・というのが僕の危惧している点。

統一理論をここでも振りかざすのかねー・・・。
V入賞率から適正粗利Sを逆算して、その釘玉粗利で放置?


業界誌やブログなどの記事を読むとおおむね羽根物には好意的だけど、僕は
従来の発想下での羽根物運用なら、羽根物なんていらないんですけど。
ただの粗利回収マシーンじゃないかとw

そうならないためのヒントは「釘師工房」にて(丸投げ)。

あw露骨な宣伝になってしまったwww