傾斜が営業上与える影響・・・
前回のコラムでもご紹介しましたが、次回の研究課題は・・・



『同一ゲージ・ピッチで傾斜を変える事で数値がどのように変化するのか?』



と言う事で、先日実際に傾斜を【2分・2分5厘・3分・3分5厘・4分・4分5厘】の6パターンで検証してみた所、実に面白い事が解りました(笑


結果は研究会での発表後にこちらで書かせて頂く事となりますが、今回の研究課題である『傾斜』について少しだけ触れたいと思います。


そもそも私は傾斜についての事を実はよく解っておらず、今回の研究を通して色々調べてみました。まず気になったのが、『分・厘』の見方?


例えば『4分5厘』で、ミリ単位だとどれくらい台を寝かせているのかと言う所に疑問を感じ調べてみました。


1分・・・3.03mmと言う事なので、4分5厘だと3.03×4.5=13.635mmで垂直から約1度くらい寝かせている状態になっているそうです。


発射した玉は盤面とガラスにぶつかりながら落ちていく訳なのですが、傾斜を寝かせれば寝かせるほど玉は釘の根元を


通過して行く事で釘の根元と盤面の間を細かいジグザグを繰り返す事で、玉の落下スピードが落ちてスタートに絡み易く


なるというのが一般的な考え方だと思われます。


又、ステージからの入賞についても大きな影響があるのもおわかりですよね。


今回の研究結果を受けて、傾斜1分の差が営業上与える影響がどれくらいの物なのかを実際に見て肌で感じる事が出来ました。


結果は先にも触れました通り、研究会後改めてご報告させて頂きたいと思います。