時間粗利2
遊技通信の方が詳細に色々と書いてましたねー
前回のグリーンべるとの記事が言葉足らず過ぎたのかもですね(・´з`・)

僕も共感できるのは、時間粗利が上昇した、にも拘らず台粗利が減少した・・・
ってことですねー。

ただ言わせて貰うと「アウトが下がったからでしょ?」ってことなんですけどね。
データだけの机上で語るダイコクと、実際の営業は異なる、ってことだよね。

時間粗利のデータは前年(2011年)と比較しただけなので、全く傾向値は
分からないので、統計データとして語るほど有意では全くないわけで。
せめて数年分のデータで時間粗利を軸にその他の項目がどのように推移しているのか
説明がないと納得できる説得力があるわけがありません。

もちろん、時間粗利の問題も一理あるのですが、
データをどうせ提示しないのなら、
他にもっと重要な要素があることぐらい指摘できると思うのだけれどなー。
なんで時間粗利にこだわるのか不思議・・・。

現行スペックのように、T1Yの振り分けが多ければ多いほど、つまりTYを構成する要素
が多岐にわたれば渡るほど、限られた営業時間と言う範囲ではバラつきが大きくなる
のは、計算するまでもないこと。
つまり玉単価の上昇により、特賞までの投資金額が増加傾向にあるにもかかわらず、
理論上の平均TYはそれに見合っていたとしても、実際のTYは平均を中心に上限と下限
が大きく開いている分布になる。
特に1日の初当たり回数が5、6回程度では顕著に平均値とはかけ離れた値になるはず。
これは統計上の事ではなくて理論上の事なので、誤差はあるとは言え、比較本数の少ない
統計データよりは有意性があります。

時間粗利で自分が疑問に思っているのは、そもそも1時間と言う単位で区切るのにどれほど
意味があるのか?がひとつ。
1時間で分間S6回転でも360回転程度しか試行出来ない単位で区切るのがそもそも違和感。
つまり、投資区間と特賞区間の差異が非常に大きい・・・例えば

最初の1時間の時間粗利は2万円で、次の1時間の時間粗利はマイナス1.8万円等を繰り返す
ような平均値には結果としての意味だけで、プロセスは全く含有されていない事に注目すべき。
1時間内に何回もこのような事が繰り返されているのならば有意な値と考えても良いが・・・。

で、実際に問題なのは、結果の値ではなくそのプロセスが原因だと言う事は、数年も前から
分かっている事。
簡単に言うなら、平均である台粗利の値と、遊技者一人一人の勝ち額・負け額の差がどのくらい
大きいのか?その標準偏差をとると明確に昨今の遊技機は大きくなっている。
これは1995年頃を業界のピークと考えて、それよりも

玉単価が大きい=台売が大きい
TYのパターン数が多い=出玉に大きな差がある

ことから、上と下に一段と大きな格差が出来たことを意味しており、そのような機械が多数を
占めるようになってから稼働減少が止まらなくなっていることからもわかると思います。
データを提示出来ないのが残念ですが、過去の機種とSISのデータを過去数年分に渡り比較
すると、時間粗利の上昇などよりも顕著にみて取れます。
低玉貸が普及し始めたのも、それから2年近く経ってからですしね。
その頃から稼働減少に歯止めが出来なかったてことですね。
禁断の大幅ディスカウント営業が普及し始めたわけです。