7月最初の更新です
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理論値計算(いわゆるシミュレーション)をどのように活用されていますか?
パチスロの場合は出率を基に計算した理論値から設定配分を決定する単純なものです。

パチスロのAT・ART当りなどは独立した確率とは言えず、何らかの状態に従属して
いることは自明なのですが、だからと言って回帰・重回帰分析等を基にいわゆる「波」を
予測して設定配分を決定するのはどうかと考えます。
またはもっと単純に、設定1なのに出率が高かったから吸い込みに向かうはず・・・等
どう考えても確率の収束を誤解釈して、機械があたかも能動的な確率調整をしている
かのような面白い考え方を利用した設定配分もあります。

主に設定計算ソフト(実際はもっと複雑ですが)の事なのですが、なぜか当りの波を
予測出来てしまうらしい。
(現実にそんな事が可能であれば、攻略法などが存在する事になりますので^^;)



ある一定レベルのIN枚数があれば、計算ソフトが導き出した収束云々や波の予測
などは無視しても全体的にはある程度の数字は作れるでしょう。
一番重要なのは、波を予測することではなくて「稼働予測」であることを理解すべきです。

粗利を決定する場合、パチスロは出率からの粗利計算が軸となります。
パチンコは玉粗利で計算する場合が多いでしょう。
パチスロとアプローチが異なるように思えますが、稼動を予測して玉粗利を求める
と思います。
つまり結局は「稼動」を軸として必要とする玉粗利(粗利)を計算しているので、同じアプローチ
と考えてよいわけです。現在のパチンコはパチスロ的な考え方で粗利を確保するように変遷
したということです(かなり以前からですが)。
それに付随して重要なのが統一調整と言われる手法です。
個別に出率を調整するパチスロとはこの部分は異なりますが。

「稼動重視」とは、ここに至る途中経過を無視して、結果のみを論じる人たちが陥りやすい
思考の一つです。
パチンコならば釘玉粗利となりますが、特定の稼働以上を目標とするため、あたかも「稼働が
目的」と勘違いしがちということです。
確かに稼働を軸として計算していますから、稼動を主としたくなる気持ちは分からないでも
ないですけどね。


理論値の活用法について書くつもりでしたが
話が横道に逸れてしまいました^^;

続きは次回へw