ショールーム熊 散歩

機械見てきた!

三洋
Pストライクウィッチーズ2
12,000台予定。(キャー

P大工の源さん超韋駄天BLACKを透かして見なければならない機械なので、韋駄天BLACKの評価がSW2の評価って事になろうかなと。
2020年4月から稼働開始したのが韋駄天源さん。コロナ禍への突入と同時期に稼働開始。
同時期設置開始に10Cチャージ絶狼、シンフォギア2、遊タイム初搭載の真花月2があり、当初の韋駄天はしおらしく1万台の販売予定。
火が点いたのが休業要請明け。絶狼、シンフォギア、真花月2が苦戦する中、ずば抜けた稼働実績で一気に主役へ躍り出た。
とにかく速い!その射幸性に加えコロナ禍の短時間遊技傾向にもマッチした。
その後は御存じの通り、増産に増産を重ね85000台/6400軒余に設置されイマココ。市場動向はこんなとこ。

では、BULACKとの違いってナニ?

特図1の振り分けが
(韋駄天) 660カス:39.8%/660熱:60.2%⇒(BLACK) 450カス:49.8%/1500激熱:50.2%
特図1の平均出玉は(韋駄天)660 ⇒(BLACK)977

特図2の振り分けが
(韋駄天) 330+時短3回:80%/990+時短3回:20%
⇒(BLACK) 300+時短3回:85%/1500+時短127回:15%
特図2の平均出玉は (韋駄天) 429 ⇒ (BLACK) 480

いわゆる限界時速出玉は共に7万発と大きく変わらないが、1500搭載でヒキ次第にはなるが体感の‘速さ’はBLACK上位かなと。
市場8万台余設置の韋駄天に対し2万5千台供給でセル替えor下取りアリですし、4月のラインナップも他社機は案件回答時点では
微妙な状況ですからイケるところは行くしかないかなと。
表示に手が加わっていない点を危惧する事は無いんじゃなかろうか。
韋駄天の通常時をワクテカして打っているワケが無く、ギミック落ちて赤くなってそっからナンボの機械という遊技者認知のはず。
逆に変わっていても誰も気がつかないと思われ。

となると、機歴に煩い三洋ですからSW2は導入の運びに。

コイツを試打した打感は「厄介この上ない」というのが正直な感想。

何がってステージ奥の回転役物と、そこへ導球するワープ入口周辺のゲージ構成。
いちおう、メーカーシミュではワープ入賞率44%⇒ステージ確率34%との事ですが、いやいや、もっと甘い印象。
このスタイルは、藤商事やユニバで、もう答え出てますやん。
ついつい、「買わなきゃならない機械なんだから面倒臭い事してくれるな」って言ってしまった。

もう一つ気になるのは4回転のファイナルジャッジ。シンフォギア以降、この演出タイプが増えましたが、この区間が3分は長い待てない。
乃木坂、めぞん一刻5等々、これもボチボチ答え出てきてますやん。

認知高位と判断された版権載せるとナンかやりたがるし演出量を見せたがる傾向がありあり。
機歴感情&少台数だと暴れるであろう仕様から、ブチ殺されて終了と思われ。
そこそこ認知度の高い版権なのに可哀想に…

SAMMY
P 真北斗無双 3 ジャギの逆襲 GEE
7,000台予定。

この頃流行りの1000円/15回 荒くれ仕様。
表示はジャギやザコキャラのイメージをそのまま持ち込んで遊んだ感じが潔い。遊技中のBGMはBiSH 1確。
仕様は特図1で当れば1回転:1/2.86 の神拳勝舞。特図2へ行けばAII1500発:81% と、一発逆転短時間遊技ドントコイの時速60,000発超といったとっても潔い仕様。

そんなことはどーでも良くて、何故に銀座枠!? 大切な事なのでもう1回。なぜに銀座枠?
北斗9闘神をセル替えするなら売却したほーがという判断優位とすれば、カバネリと火曜サスペンス劇場あわせても市場に4000本くらいしか無いのに銀座枠?
少台数の導入では閉店時間へ向けて1台が暴れだした途端にまさにジャギの逆襲を目の当たりにする事に。
では当期はキン肉マンを切ってジャギで勝負を…だったらアリかな。
破壊力はキン肉マンでは到底太刀打ちできないだけに、販売台数的にも逆張りはアリ。

それはそれとしても、12月前半に北斗9闘神、1月末に真北斗RE: 、2月後半に北斗8究極乱世、そして3月前半に当機。
それぞれ趣が違うのは業界人ですから理解できるけど、兄よりすぐれた弟なぞ存在しねぇらしいし、遊技者目線ではどうなのだろう?
マーケティングではザイアンスの法則ってのがありますが、遊技機にもあてはまるものなのかしら?
海と北斗じゃ負け人数が大きく違う気がする。

高尾
Pカイジ5 和也ver.
1500台予定。

1種2種のフローに特図1通常当たり後に48.5%(実質38.5%)でC時短20回転のCZ的なゾーンを付加した高尾なりのチャレンジスペック。
問題は分伎の低さ。
C時短中は左打ち通常進行と言う事は、通常遊技時のS値そのままの遊技になるわけで、1000円/15回となれば
C時短中に特賞獲得した200発なぞ消えて無くなるのは必至。印象ワル。
普通の99待ちでスルーが良かろうかなと。

西陣
PハイスクールD×D真紅
4000台が一先ずの目標。

真紅と書いてクリムゾンと読むらしい。
こちらもカイジ5和也ver.同様、1種2種+C時短搭載の仕様。高尾との違いは、通常遊技時の突時としてC時短を組み入れCZとした点。
C時短処理と言う点では、ここは西陣に軍杯。
なにより、桃キュン以降の同社1種2種系は右打ち時に演出による遊技待機が少ない点も好印象。

2019年ヘソ賞球4個時代にリリースの焼き直しとはいえ、同じ同時期リリース焼き直しのおばけらんどとは一線を画す仕上がりでした。
枠と予算が折り合えば刀使ノ巫女よりコッチかな。

ユニバーサル
Pナムココレクション2
2型式合わせて 2000台

ナムココレクション1から舌の根の乾かぬ半年後に‘2’を投入って、どーゆー契約なのか先ず疑問。
ナムコレ1を買わされた2500軒余のホールさんへは営業なんてかけられるわけないのに…

それはさておき、仕様は良く分からない確変突破型から1種2種へ変更して遊タイム付き。
表示はユニバーサルオリジナルキャラを落としこんで演出量を多少増やした程度。
しかしながら、ユニキャラ絡ませるの、良くナムコが許諾したなぁと。
だからって購入動機になる由も無くただただまだ見ぬ6.5号機、スマートスロットを想い怒りを鎮めるのみ。
評価も感想もへったくれもありません。

藤商事
Pどないやねん
3000台

先ず、通常遊技はヘソで特図1抽選。1/39.9の当りを目指す。当りの10%がST 65535回(1/39.1)で、いわゆる突破。
時短20回当り(16.5%)を引いて抜けたら終了。
1/39の割にMTYが大きくなるのはこの理由。

で、‘どないやねんポケット’。ここは特図2の専用始動口。38/39が小当りで、1/39が大当たり。
大当たりすると左上部の「エビスさんAT」が開放≒40発。
言ってみれば2WAYでのゲーム進行。
で、特図1(ヘソ)、特図2(どないやねんポケット)は当たり優先消化の指示なので特図2小当りで特図1のハズレ変動を止める事でスキップ機能を再現。
自社オリジナルの液晶表示だからスキップしても問題無い。
なるほどねぇ~。

枠と予算が折り合えば、その工夫に敬意を表して1枚とは思います。

回胴編
ユニバーサル
デビルメイクライ
8000台

まだ見ぬ6.5号機、スマーt… 以下同文。
+沖ドキDUO再販分確保を目論むならば導入検討。

平和
ルパン三世
3000台+α

分離型筐体の保有数を増やす目論見であれば導入検討。

ボーダー
ゲキダンミツ
500台

愛姫、新ハナビ、ディスクアップ2、バーサスリヴァイズ、マッピー等々、甘手の機械を推すホールさんでしたらどーぞ。

<総評>
回胴に関しては、既に6.5号機の保通持ち込みが始まり、やはり買い控えしたいところではあるが、

GWを一つのポイントとするならば、3カ月~4カ月の間に入替ゼロというわけにもいかず、かといって中古機だけで回すのも既設置機の稼働状況を見れば限界。

かと言って長期設置運用も将来的な中古売却も6.2号AT機では6.5号機登場を前に可能性はゼロに等しい。

しかしながら、6.5号機が数機種適合するであろうお盆あたりまでは新機種市場供給数が非常に少なくなるのは必然。

だからといってこの間に出てくる新機種で優位に営業展開可能かといえば… 

回胴遊技層からパチンコ遊技層への流出が続くと考えるのが正解か。

コロナ禍と併せ、現在の製造業の状況(部材不足、工場停止等々)を踏まえて考えれば、

ヤマサの筐体回収よろしく当面は各社下取り強化への方向性が本年も予測され、

また、6.5号機を見据えても分離型筐体はある程度の本数を保持しようとするのは合理的な思考。

回胴以上に、パチンコ機も、特に本年内は台枠、セルの保有がキーポイント。

安易に売って後の祭りと言う事にもなり兼ねないので十分御注意くださいませ。

逆に、中古購入の際には、自店の台枠保有率の弱い部分を視点に機種選定するのも一考。