セコハンマイスターへの道~VOL.7 最終章/パチンコ編

「セコハンマイスターへの道」も本エントリーで一先ず最終章。
ここまでは、“イッテンサンマル”へ向けて中古機を選択する上で、どの部分に着眼点を置くか?
ってところへのアプローチをしてきましたが、ボチボチ手配も済んでいる時期となりましたので最終章。
VOL.7では、実際の運用を想定した時の目安となるであろう数値データを集めてみました。
パチンコ機は設置10週~15週期間における平均値を。
回胴は設置15週~20週期間における平均値をSISから抽出しました。
中古導入ですから初動データなどあてはまるわけも無いわけですし、まぁ、パチンコ機なら3カ月も稼働させていれば
おおむね粗利シッカリ調整でしょうし、パチスロ機は半年も使っていれば、ほぼベタピンだろうなと抽出期間を設定した次第。
ご参考まで。
で、資料を作っていて思ったことを。
まず、甘デジに於いては、ヘソ賞球数の影響を受ける事無く遊タイム付きが遊タイム無しをOUTでは圧倒。
ただ、当然ですが、玉単価/玉粗利は遊タイム無しが上位。
問題はLMと表記してあるいわゆる199分母帯。
Pスーパー海物語INジャパン2 SCB、P大海物語4スペシャルSCAの‘BLACK’2型式を添付資料の「遊タイム無し/ヘソ3個」では
分けて表記してありますが、それぞれ60%、40%を超える導入店舗比率ですから分けないと見える物も見えてこない。
ナニが見えてこなくなるかと言うと、甘デジにも劣る玉粗利、玉単価の部分。
この仕様が、直近の沖縄5桜SCFも併せると2%程度は導入されている計算になるわけですが、
これに加えて319分母帯には大海4、沖縄5と、これまた粗利の取り難い‘稼働主力機’も6%程度導入されているのが現状。
「見直し内規機」市場導入までは少なくともパチスロの粗利は良くて平行線となる中、体力温存をする上ではこれらの海系が
ボディブローになりかねない。様変わりした現状海島遊技層へコロナ禍離反遊技層が早々に戻ってくるとは考え辛く
特に‘BLACK’に関しては熟考の余地があるのではなかろうかと思わせる資料数値。
HMと表記したいわゆる319分母帯に於いては、ヘソ1個賞球/遊タイム無しのヘタレ具合が歴然。
抽出期間にバカボン、モンハンXX、バキは到達していませんし、年明け導入のリゼロ鬼がかりでどうなるか?という所ですが
現在稼働開始直後の北斗9の初動を見る限りでは抽出データ通り厳しいか?と思えるもの。
バキに関しては、SISでエグい初動となったため話題に上がっていますが、導入店舗数を鑑みれば、DD北斗2のケースと似て
SIS対象店舗の中でも高稼働店舗での数値が反映されての初動数値ではなかろうかなと。
ヘソ1/319/遊タイム無しで稼働下げ止まりを見せたのは明菜4とバカボン5。共に通常当り1500発の機械。
それだけに、リゼロ鬼がかりには注目したいと思っております。