月刊シークエンス5月号 コラム 業界羅針盤より

「BT機等々爺の独り言」

すごしやすい気候が続く今日この頃ではありますが、今年の夏も高温傾向が予想されるとの報にビビリ気味のおはこんばんちわ石川です。
さて、本稿では昨年6月から稼働開始となりかれこれ1年経過を前に、日電協・日工組からこの4月に「毎月13日はBTの日」と発せられた
ボーナストリガー搭載機(以下BT機)について触れてみようと思います。

この1年余の間に25πでリリースされたBT機は17型式。
7月までに2型式で19型式のリリース。トータルの販売台数はおよそ6万台。

同期間に販売された回胴式はおよそ50万台ですから設置台数としては数%なものの‘販売台数的’には【BT10】の10%目標は達成ということになりますかね。

BT機コーナー内の入れ替えループはご愛敬といったところ。
稼働状況としてはいわゆる‘ループタイプ’は苦戦中も、初機械化版権であるLB 異世界かるてっと KRの経過には注視しております。

AT版権機の様な強烈な稼働誘因とはいかないまでも、「推し」になり得るゆるめの良版権投入は大歓迎。
ループタイプ定着の兆しとなればとは思いますが、主流といった見立て通りBB/SBBで獲得枚数期待値の高い仕様が当面は中心になろうかなと。

ここまでの17型式の設置台数の中央値はおよそ1.7台。

多くのAT機群とジャグラーの狭間にバラエティーの一部としてソロっと設置されているというのが現状。

運用に関して揶揄する声を聞きますが、SジャグラーガールズSS-KH、SミスタージャグラーKK、SウルトラミラクルジャグラーKTといった
言わば“ジャグラー系太刀持ち露払い”機種群の稼働開始から10週経過期間内における運用利率と
17型式の同期間運用利率はさほど変わらないわけですから使い方云々では無かろうかなと。

それでも設置台数的には【BT10】とはいかなかったこの約1年のBT機模様。

ただ個人的にはアレックス、クレア、シェイク、不二子、サンダー等の術介入系は随分と馴染んできたなと見ております。

今後もリリースされるであろう各社の技術介入系BT機はもちろんですが、
ジャグラーを凌ぐBB確率、RB合算確立を擁する7月導入開始予定のLB ケロット 5 ND05Hには
その不適合回数が報われて欲しいという願いを込めて注目しております。

BT北斗の拳とかBT押忍!番長なんて登場してきたらソワソワするかもしれませんが、
現状までの稼働状況的にはバラエティーの一部に溶け込ませるのはもったいない。

とは思いますが、
わざわざAT機を削ってBT機コーナーとするのは利益構成的には考え物。

光もの系や疑似BB連荘系以外のノーマルタイプコーナーとしてBT機を中心に整えていくのが使い方かなと考えます。

兎にも角にもBT機に関しては「1Gだけ右から止めて左リールに●◆を狙う」の時点で目押し嫌いの遊技層の遊技動機とは一線を画すわけですし、
それだけにBT機の運用における「右から止めて左リールに●◆を狙う」の浸透は遊技説明台間POPが希少価値となってきている昨今だからこそ、
マンパワーも含め丁寧にしつこくやっていかなければならないと爺は思っております。

適合率が向上する気配の薄い年末へ向けての道中ですが何事もなければ回胴島は現状保持にて堅調に推移していくのではなかろうかと。

GW戦線でのリニューアルオープンでは回胴島増設が圧倒的多数という現場の流れがその証明。
年末へ向けてこの回胴島増設傾向は続いていくのかなと。

逆に言えばこれはパチンコ島への投資控え。
店舗利益の柱でありながら肩身が狭い、まるでどこかのお父さんみたいな…(泣。

貞子から始まったデカヘソ機もかれこれ30型式を超えたわけですが4円島の救世主にはここまでは及ばず、
コテスタ、ナイスキャッチ、くぎ無しは正直のところまだ反応を見ている段階。

ただ、こういった安定スタート系がお盆前リリース機種の中心になってきているのは事実。
この点はデカスタ応援団の爺としては好感。ユーザーの反応が楽しみです。

楽しみといえばeひきこまり吸血姫の悶々FHVの回胴的なゲーム性へのレスポンスはいかに?!
悶々のゲーム性にユーザーが好反応であれば、この仕様系統にデカスタ搭載でいよいよパチンコ機の回胴化が見えてくる。

CZ⇒RUSH⇒上位LTなんてフローで1000円30回のリプレイ無しでの抽選機会。まんま回胴。
射幸性に関してはご存じの通り“自重”したパチンコ機なだけに次のシーンが見てみたい。

などと軽口をのたまっている中、ここ数日、この先の懸念事項がチラホラと耳に届く様になってきました。

ホルムズ海峡の影響がジワリジワリと当業界にもというお話。装置産業ですから然もありなん。

伺っている範囲では遊技機に直接というのはまだ部分的ですし、少なくとも年内は大きな動きは無さそう。

ただ、周辺関連への影響がすでにジワジワと。心配されるところです。早期終結を願うばかり。

長期化したり激化したりして影響が長引くことでいま以上に機械代が上がることでもあれば、
店舗数減少の加速はもちろん、推しパチ推しスロと言っていられなくなる未来を危惧しつつ本稿は了とさせて頂きます。