『できること、やれること、爺の独り言』
卒業、入学、進級、入社に異動、転職となにかと忙しないこの時期ですが、
ワシはといえば年齢的に代り映えの無い日常を送っておりますおはこんばんちわ石川です。
そんな折、新しく生徒さんと向き合う機会を頂き多少の刺激を楽しむ今日この頃でございます。
さて、GW商戦とお盆商戦の谷間という事で、本稿では大手チェーン店と単店・小型店との住み分けについて思うところでも。
言い方は変ですが30年掛かって3分の1にまで減少した店舗数の中、往時の様な更地からのド新規出店や商業ビルへのテナント出店は影をひそめるも、
M&A等による‘統合’は今後も進んでいくことに。
今や戦国時代の陣取り合戦といった様相。そんな業界状況の中、今日生き残っている個人商店系ホールの屈強さといったら天下一品と思うのです。
雲壌月鼈。
大手さんとは住んでいる世界が違うのだから比べてもしょうがない。
ウチはウチ、よそはよそ。この“ウチはウチ”。
しかしながら島図を眺めた時、1週回って遅ればせながらのリトル大手の島図になっているケースも多々…。
全体的にバラエティー化が進み低貸特化のホールにもスマパチユニット導入加速中の流れですが、一先ず近々の「業界予算」を見てみましょうか。
直近の話題機といえばL 甲鉄城のカバネリ 海門決戦 XX。P-WORLD導入店舗数は4900軒余。販売台数はおよそ4万台。1件当たり8台相当。
定価は¥598,000(税別)。定価ベースでの売上規模はおよそ240億円也。
P-WORLDでの未導入は950軒ほど。この950軒が“ウチはウチ”の主力を形成していると安直に見てよいものか?
などと思案しつつ、
同時期の回胴新機種はLB/スマスロ サンダーV/HAで市場導入台数はおよそ6,000台。
定価ベースでおよそ30億円超えの売り上げ規模ですから3月の回胴にはおよそ270億円余の機械費用を拠出していることに。
1軒あたりに均しますとおよそ580万円也(回胴のみ)。
加えてパチンコ機15型式。
全体でおよそ4万5千台のご購入。
1台50万円と見積もっておよそ225億円也。
当月“も”パチンコ機、回胴式合わせておよそ500億円の機械費用。
様々なロケーションで青色吐息のお声を耳にする業界模様にしては少しばかり目を疑う数字ではありますが(汗、
ザックリですが月間店利1千万は機械代のためのものになっているわけですから利益への大きな圧はやはりこの機械代。
昭和の時代にはメーカーさんや販社さんに対し圧倒的上から目線で物申すオーナーさんや部長さん、店長さんがいてその武勇伝は数知れず。
しかしながらいつの時代も上流に鎮座するのはメーカーさんというのは事実。
そんな中でも全ての責任者が「できること」。新台は買わない、買えない、ウチは販社さんだから、でも、必ず新機種を見にショールームへ足を運びましょう。
機械に対面するよりもメーカー営業担当氏とのコミットを途切らせないことはとても重要。
ショールームの見本機試打を通して他愛もない話でも良いので接触機会を重ねる事はコミュニケーションの入り口。
事務所にこもって情報取得とばかりにパソコンとにらめっこしていると得てして右顧左眄となりがちに。情報は自分の足で集める事。
また、得られたら返せる努力、準備も「できること」の一つ。人間関係は「“やり”“とり”」があってこそとは還暦爺の経験則。
あれもこれもと導入などできない中でも人間関係の構築を維持しつつ、「各メーカーとのお店なりの付き合い方」を整えること。
「やれること」。
人の(ライバル店の)嫌がる(実施していない)、嫌がりそうな(実施し辛い)事を粘り強くやり続けること。
暇なときにP-WORLDにて全国津々浦々のホールさんを覗くのですが(趣味)、島図は無個性でも施策が個性的なホールさんを見つけるとこの歳でもトキメキます。
若い方々のアイディアは実に面白い。
面白いけど支援先の近隣店が‘こんなことやあんなこと’を実施してこられてもあまり脅威には感じないというのも多々。
特に‘来店系連打’には辟易としている昨今というのが爺の正直な感想。
これだけ機械代をかけ、来店系広告宣伝費をかけ、その費用対効果をどう図り、いかに予算繰りしているのかを想像すると気が遠くなってくる(苦笑。
支援先の近隣店がこうした方向性の営業施策であれば、まぁ確かに嫌なわけですが、腹の中では「しめしめ♪」というのが爺の本音。
飛び道具には泥臭い地上戦。
相手に悟られぬように表向きはファイティングポーズをとりつつも愚直に粘り強く地上戦を展開する事。
具体的に言えば顧客離反対策。過去記事でも触れましたが、そう簡単に新規遊技層が増加するご時世ではないのはご存じの通り。
PACHI-PACHI-7プロジェクトやニコニコ超会議、AnimeJapanへの出展等々が来店動機につながることもある‘かも’しれませんし、
‘お試しプレイ’やキャッシュレス化といった業界団体発の取り組みが来店動機につながる‘かも’しれません。
が、日々自店で「やれること」は顧客離反対策一択。
新規客が増えない、易々と増やせないならば
目の前のお客様の週に1回の来店を2回に、月に1回の来店を2回にする出玉以外での方法を模索し実施し改善し実施し改善し…
大きな予算を割かなくとも実施可能な施策はまだまだあるのではなかろうかなと。
湯茶飴ちゃんに始まり店内清掃、店外清掃は当たり前?ポスターを貼る位置はお客様目線?「やれること」は「見つける事」。
会員管理システムがほぼ全ホールで運用され、エンタープライズは5千軒以上で運用されている現状。
会員情報を宝の持ち腐れにしていませんか?
情報をいかに活用し顧客離反を少しでも抑制できるか!?
新機種情報に踊らされず、中古機を値段だけで決める事無く、
地味でも愚直に粘り強く地に足を付けた営業で活路を見出す事が中小単の歩む道じゃぁねーかなと爺の独り言を記し本稿は了とさせて頂きます。