月刊シークエンス 2026年3月号 コラム~業界羅針盤~ より

「GW商戦突入直前号」

冬季五輪における日本選手団の大活躍が続く中での入稿でございます。
おはこんばんちわ石川です。

ではお題のお話から。

今年のゴールデンウィークは5月2日から6日までの5連休が中心となりましょうか。

旅行等考えるなら8連休~12連休なんてのも考えられますが、そこの層はターゲットとなりようもないのでさておき、
年末からここまで(2月末)のパチンコは、エヴァ17を擁しても土俵際の戦い継続中。

1月13型式、2月10型式、3月15型式、そしてこの4月は10型式、GW明けの5月は現在8型式が準備中。

ざっと眺めてみて新機種の型式数だけは揃っているものの、4円島起死回生の…とはいかなそうなラインナップというのが個人的な印象。
e 東京喰種 Wの増台傾向は続きそうです。

全体稼働自体は下げ止まったとは見ているのですがこの時期の新機種に起爆剤が見当たらないとなると
お盆を見据えたラインナップへ早々に目を向け準備に取り掛からなければならなそう。

まぁ、これだけの型式が市場投入されますので、中古市場は活性化しそうです。

拝啓、開発担当者様のご苦労は重々承知しておりますが、やはりご自分がホールで遊技したくなる機械の登場をお待ち申し上げております(敬具。

装置産業の側面を有するわけでして新機種に注目しないわけにはいかないのですが、それだけで4円島の稼働下降は止めようもありません。

演者・ライター・取材・収録も慢性的になれば訴求力も下がるというもの。

誰が本当に自店にとっての優良顧客なのかと先ずそこに目を向けたとき、来店系施策等々がどこまで説得力を持っていたのかを判断するうえで
優良顧客層の来店回数、遊技時間等の上昇が期待できる繁忙期をベンチマークに。

連休中にはあえて馬なりで営業し生成AIへの入力項目を増やす機会にするのも一考。

お客様と一緒にお店も時間や場面や出会いを大切にしていきたいものです。

さて回胴はと申しますと、年末12月が8型式、1月3型式、2月6型式、3月2型式、4月9型式、GW明けの5月は現在5型式が準備中。

なかなか適合率は上がってきませんが1月の北斗転生を中心に堅調なここまでの推移。

で、今期GWには諸々お騒がせのL /ミリオンゴッド/ CXの市場投入を控えております。

高コイン単価機種がここのところ伸び悩みを見せているだけに、さて、ゴッドや如何に?!

停滞気味の回胴島を引っ張っていく存在となるか、はたまたSETループ仕様の限界を見せることとなるのか…

なんにしろ注目機種なので動いて欲しい(祈。

と、まぁ、ありきたりのGW商戦直前コラムとなってしまいましたが(汗、
4月も間近で新入社員さんたちもホール、メーカーを問わず多数業界へ加わってくれると思います。

そこで老婆心ながら最近気になっていることに触れておこうかなと。

昨年くらいから出向く先々のホールで聞こえてくるのがスタッフの‘心の病’の話。

かれこれ40年もこの業界にいると色々なシチュエーションが思い浮かびます。

ワシがこの業界に足を踏み入れたころはパワハラ、モラハラなどという単語さえ存在しないそれはそれは勇猛果敢なホール運営でしたのでされるがままというのが正直なところ。

大学まで体育会系でしたので耐性もあり気にすることもなく、若いころは余程であれば逆にこちらからといった塩梅。

時代は変わり、意識も変わり、特にここ数年は“数字”の圧に気おされ、上から下へ下へと気にはしているものの
少しずつ荒い言葉が増えたり、強めの声を発する機会が増えたりしているのではなかろうかと。

部下へ指導や指示をする前に本当に笑わなくてもよいのでデスクの前で2,3回口角を上げてから部下と向き合ってみてください。

さっきより少しだけ明るい気分で話ができます。

計算し辛い回胴、ハラハラドキドキLT機のおかげで現場は毎日大変なのは重々承知ですが、
上長のしかめっ面は悪い影響は有れど良い影響にはつながるはずもありません。

出ない、当たらない、回らないという言わばカスタマーハラスメント対応の最前線に日々曝されている現場スタッフの苦労は皆が知るところ。

労わりましょう!

その「出ない、当たらない、回らない」でお馴染みの4円島。

1軒あたり5台以上設置されているスマパチで導入2か月以上経過の稼働貢献機種が
e東京喰種W、e牙狼12XX-MJ、e新世紀エヴァンゲリオン17 はじまりの記憶Rとかろうじてe北斗の拳11暴凶星SHEFの4機種しか無いのですから苦しくて当たり前。

未だ全国1千5百軒以上にはスマパチユニットは導入されておらず、
かといってP機ではメイン仕様の投入がPスーパー海物語IN沖縄6LTPくらいなもので今後も各メーカー市場投入の気配は無し。

拝啓、開発担当者様には重ねてご自分がホールへ足を運んで遊びたい機械をよろしくお願いいたします(敬具。

昨年の2月から今年の2月の1年間における健全化推進機構への誓約書提出店舗数は259軒減少し、鈍化しているとはいえ業界の疲弊は今後も続くでしょう。

現状のスマパチ導入率40%程度に対しスマスロ導入率は65%に。

スマート遊技機の投入で「コンビニパチンコ店が増えるかも」などと酔狂を言っていた過去の自分を蹴飛ばしてやりたい心境のまま本稿は了とさせて頂きます。