感想・・・
前回のコラムで公開した、研究結果はご覧頂けたかと思いますがいかがでしたでしょうか?


当研究会の座長は、先日の研究会の時にこんな事を言っておりました。


『それでは、都市伝説研究の発表を白熊くん宜しくお願いします』


これからは都市伝説研究として、業界の中にある数ある都市伝説を解明すべく研究を進めて参ります(笑



それでは前回のコラムで公開した課題について。


課題①【同一ゲージ・ピッチで傾斜を変えた時の数値の結果について】
※以前も少し触れましたが、傾斜は寝かす程『甘くなる』、又は立てる程『辛くなる』は結果からも
一概には言えないという事がわかりました。実際に打ってみた感触としては、立てる程玉の落下
するスピードは早く、寝かす程スピードは遅い。しかし、結果からみるとどちらに対しても極端に
傾斜を立てたり、寝かしたりする事でスタート値は甘くなる事がわかった。実は機種によっての
傾斜管理が必要なのでは?と感じました。



課題②
【同一ゲージで命釘を板一枚開け締めした場合と、風車上を板一枚開け締めした場合のスタート値の比較】
※結果から見ると命は0.1くらいの幅に対して、風車上は0.1~0.7となり風車上の開け締めが効き目絶大。
しかし、これらについても機種によって風車の位置関係に違いがあったりする事で数値は大きく変わるので全てが
そうだとは言い切れない。



課題③
【命釘のピッチ同一で角度を変えた場合のスタート値は?】
※結果が出てまず気づいた事は、数値の動きが課題①の傾斜角度の違いと似ているという事。釘角度が高くなれ
ば釘と盤面の幅が狭まり玉が落下する際に交互にぶつかる事で運動エネルギーが低下し、命に入賞しやすくなる。
又、垂直になればなる程逆に玉がぶつかる事がなく早いスピードで玉が落下するのだが、私もこれは何故入賞が
上がるのかと不思議に感じていたが、物理的に言うと垂直になればなる程に落下するスピードが高まると中央、
つまり命釘付近に玉が集まり易くなるそうです。又、ステップやジャンプ釘の角度との位置関係にも大きく左右され
るとか。



課題④
【命釘ピッチ同一でワープ入口を玉ゲージで調整した際のスタート数値は?】
※結果の中にある、Wは100個中何個ワープを通過したかを表しています。ピッチが広がる程にワープへの通過数
は上がり、スタート値も上がっているがこれについては研究会に参加された方の中で実際の営業で試した事がある
というので結果を聞いてみた所、スタート数値の変化は無かったという声もありました。



今回の研究を通して感じた事は、今まで常識だと考えていた事がそうではないという事。漠然と捉えるのではなく
実際に自分の目で確かめる事の大切さを学びました。


まだまだ沢山あるであろう都市伝説。これからも都市伝説研究挑戦して行きたいと思います。

研究課題を提案して頂いた、Mさん、Yさんご協力有難うございました。