ダイコクが問題としているように、「時間売」「時間粗」の
上昇は確かに問題です。
ただ、言わせてもらえるなら「玉単価」や「玉粗利」という用語
でも充分事足りるはずなんですけどねw
わざわざ「時間粗200円も上がっている!」とか言ってもピンと
来ないと思うのですけどw
単純に「200円」てそんなに大きいですか?
10時間で2000円ですよね?
というか稼働が落ちてるんだから当たり前ですよね?
問題なのは
「時間粗が200円上がったから稼働が落ちたのか」、
「稼働が落ちたから時間粗200円上がった(上げた)のか」
は判断付きません。
むしろ両方が原因だと思うのですが、単純に200円上昇でここまで
稼働が落ちるとは考え難いというのが僕の意見です。
各台に時間200円増が均等に負担になる事ではなく、大きな赤差玉分
を含めたのが、多数を占める分岐未満の遊技台がそれを負担していて
その金額なり割合が大きく増加した事が原因と考えられます。
つまり平均の200円なので、上記のような個別には幅があって格差もある
・・・と言う事を言いたいのなら標準偏差でも持ち出せば済む事ですし、
むしろ幅や格差が問題なら時間粗は直接は関係ないのです。
つまり時間粗上昇云々というのは実は稼働減少には全然関係ない・・・と
言うのが実際のところだと思います。
時間粗が減少していたとしても、粗利の分布幅が常に広い状態であれば
同様のことが起きると推測できますし、現実にそうなっています。
平均値が同じでも粗利の分布が、平均値付近に集まっているか、いないか
により、遊技客の遊技機に対する印象は大きく異なります。
いわゆるこれが機種特性であり、同じ平均の台売・台粗でも印象が異なる
原因です。
そして分布幅が広くなりやすいように設計しているのが、昨今の遊技機の
特徴です。
下限1/400でヘソ賞球3個、出率100%分岐S5.2ならば
BOは約7690でBサは約6410ですよね?(BY1として)
設計上T継続を水増ししたいのであれば、T1Yを小さくするしかないわけですね。
例えば均等にT1Y1000にするのか、0か1000にすることで(割合1:1と仮定)
平均で500個とし、さらに特図1と2で割合を変えることで、平均1000個に
なるように帳尻を合わせるのか。
そもそも営業上ではT継続は変数であるのに、T1Yという変数が増える事に
より出玉パターンが増加し、それが格差を大きくしているのが現行機です。
例として、T1Yが1種類の場合「T継続 × T1YでTY(BA100ですが)」を求める事
が出来ますが、T1Yが複数ある場合、「T継続 × 平均T1Y」で算出する事になり、
平均T1Y自体が個別の値の集合体の平均であり、例え平均T1Yが1000であっても、
あくまでも複数のT1Yの平均であるため、T継続以外の要素でTY格差が生じる
ことになります。
具体的に、T1Yが1種類しかなければ4連チャン時のTYは1パターンしかないけど
T1YがA・Bの2種類あれば、順番は別として
Aが3回、Bが1回
Bが3回、Aが1回
ABともに2回
Aが4回
Bが4回
の5パターン存在することになります。
もちろん振り分けに割合が介在しますので、出やすいパターン・・・つまり理論上の
TYがあるわけですが、あくまでもそれは理論上であり、傾向であり、実際の運営上
にはもはや関係ない値です。
つまり同じ稼動・同じ大当り回数でも総出玉は異なり、店側は利益を確保する
事から、粗利は黒差玉に多く分布し、一部の大きな赤差玉の存在により、
偏差の大きい平均値を構成している・・・ということです。
続きそうです(´-∀-`;)
考えがまとまらないのでこの記事はあとから書き直したいと思います。
それまで仮の駄文として晒しておきます。