e Re:ゼロから始める異世界生活 season2M13 考察

【市場環境】
4月22日時点導入店舗数:3,240店
導入率:52.77%
        市場台数:17,000台
5月 2日時点導入店舗数:3,790店  前週比 +550店
         導入率:61.73%
        市場台数:30,000台 前週比 +13,000台

【㈱ピーブレイン配信稼働データより~4/22~4/28】
全体平均稼働:13,070
Eリゼロ2平均稼働:26,510

【ビッグデータ期間比較】
4月15日~4月21日週間
平均設置台数:5.5台
OUT:31,740
玉粗 :0.35円
台数 :7,920台
日立て総OUT:174,570

4月22日~4月28日週間
平均設置台数:9.0台
OUT:27,910        前週比 ▲12.07%
玉粗 :0.25円         前週比 ▲28.57%
台数 :14,680台       前週比 +185.35%
日立て総OUT:251,190   前週比 +143.89%

【S沖ドキ!BLACK考察】

販売予定:10000台

S沖ドキ!GOLD-30   残存台数35000台 1580軒  22台/軒

S沖ドキ!DUO-30    残存台数5000台  970軒   6台/軒
S沖ドキ!2-30(認定機)  残存台数2000台  500軒   6台/軒

Sチバリヨ-30(認定機)   残存台数1700台  410軒   5台/軒

Sハナハナホウオウ~天翔~-30(8月検定切れ)残存台数18500台  1360軒 14台/軒

◆30πの最多導入店舗数機種はS沖ドキ!GOLD-30
 ⇒需要上限は1500軒と仮定(この御時勢に新たな設備投資は考え難い)
 ⇒10000台÷1500軒=6~7台/軒が販売計画の基本プランと考えられる

◆今期の販売計画におけるターゲットの筆頭候補は 沖ドキ!DUO-30 と見るのが妥当

◆沖ドキ!DUO-30が5割以上差し替えられると仮定したとき
沖ドキ!GOLD-30の中古市場流出は7000台程度が想定される

◆ハナハナホウオウとの差し替え需要は機種特性から考え辛い

月間シークエンス4月号 【業界羅針盤 】より

「3月期の振り返り」

春の足音がだんだん大きくなってきているのを感じる今日この頃、三寒四温とはよく言ったものですが体調には皆さまお気を付け下さいませ。

さて、本稿では3月期の振り返りをしてみたいと思います。

当月の注目と言えば言わずもがなのラッキートリガー搭載機(以下LT機)が稼働開始となった件。

3月初週から7機種が一斉に運用されたわけですが、メーカーさんの販売計画達成は1機種のみで残りの6機種は思惑通りとならず、
その販売計画を達成したP北斗の拳強敵SSPAでも導入率は6割ほどの店舗数。

1軒あたりの導入台数が多かったのはPLT OVERPACHINKO-ME、P緋弾のアリア ~緋緋神降臨~LH搭載FSZが共に3台以上の導入となってはいますが、
スマパチの現在の導入率は、最も設置シェアを持つeぱちんこソードアート・オンラインK12のおよそ55%に対し、
LT機で最も設置シェアを持つオーバーロードは44%ほど。

ここいらあたりの数字を見ますとLT機に対するホール側の受け止め方が現れているのかなと。

ご好評を頂いたらしい 機種選定必勝の法則 ~傾向と対策~

ご好評を頂いたらしい 機種選定必勝の法則 ~傾向と対策~

<パチンコ機 チェックポイント>
■平均TY(持ち玉)+終了後時短orST回数で遊技できるスタート回数
■下限B値での出率100%時における初期投資と平均MYとの期待値
■下限B値での出率100%時における入賞Sに対する玉単価の負担度
■下限B値での出率100%時における\1000Sに対する玉単価の負担度
■平均MYに対しTK(平均継続回数)から見た1特賞あたりの獲得玉数

<パチスロ機 チェックポイント>
■M◇:(ツラヌキチェック)
■MY:(ツラヌキチェック)
■最大吸い込みと平均MYの期待値
■平均TY(持ち玉)での遊技ゲーム数
■平均TYでの遊技ゲーム数とAT確率との比
■初期投資と平均TY獲得金額の期待値
■天井到達金額と平均TY獲得金額の期待値

上記チェックポイントをサイト内で公開したわけですが、これに

月間シークエンス3月号 【業界羅針盤】

2024年2月時点での業界ウォッチ

ヴァルヴレイヴ登場から早や1年と3カ月。スマスロユニット導入店舗に必ず北斗が1台以上設置されていると仮定した場合、
2月時点で5500店余にユニットが設置されているという事になります。
機構登録7,000軒としておよそ8割以上のホールにスマスロユニットが取り付けられての回胴2024年がスタート。

パチスロ機ではL型式がジャグラー系と30π機を除いた中では1月末時点でおよそ5割を超え、6.5号機+L機となると既におよそ8割の設置台数比率となっています。

従ってジャグラー系と30π機を除いた中ではその他6号機群は認定機を含め市場におよそ2割残存しているというのが2024年1月末の回胴模様。

方やスマパチはと申しますと、最多導入店舗数の機種はソードアート・オンラインでおよそ全国3,300軒余にスマパチユニットが導入されていると言う事になりますが、
ここまでに市場投入されたL型式43機種に対し、導入開始10カ月の間にe型式は14機種の市場投入。

設備投資を伴う新機種導入ですので同時進行されると嫌だなぁと思っていたワシ的には言い方は変ですがアリガタイ状況。

機種選定必勝の法則 ~傾向と対策~

パチンコ機は昨年3月以降の設置・設置予定のハイ・ハイミドルの69型式
パチスロ機は昨年1月以降の設置・設置予定のAT機56型式+北斗、VVV、カバネリ

これらをメーカー発の資料・業者説明会展開数値のみの段階で弊社≪機種選定 必勝の法則≫シートに落とし込んだ資料となります。

<パチンコ機 チェックポイント>
■平均TY(持ち玉)+終了後時短orST回数で遊技できるスタート回数
■下限B値での出率100%時における初期投資と平均MYとの期待値
■下限B値での出率100%時における入賞Sに対する玉単価の負担度
■下限B値での出率100%時における\1000Sに対する玉単価の負担度
■平均MYに対しTK(平均継続回数)から見た1特賞あたりの獲得玉数

★全ての項目をクリアした機種
e Re:ゼロから始める異世界生活 season2 M13
eF.マクロスフロンティア5 V
P とある魔術の禁書目録 2 JMZ
P 天才バカボン 7 FM-JV
P 真・一騎当千 ~桃園の誓い~ FM-JT

2024年1月末時点での遊技機状況 まとめ

ヴァルヴレイヴ登場から早や1年を超えユニット導入店舗に必ず北斗が1台以上設置されていると仮定した場合、
5500店余にスマスロが設置されているという事になります。
機構登録7,000軒としてもおよそ8割のホールにユニットが取り付けられての2024年スタート。

パチスロ機ではL型式がジャグラー系と30π機を除いた中では1月末時点でおよそ5割を超え、6.5号機+L機となると既におよそ8割の台数比率となっています。
従ってジャグラー系と30π機を除いた中ではその他6号機群は認定機を含め市場におよそ2割残存しているというのが2024年1月末の状況。

1月末段階でP-WORLD上におけるパチスロ機の認定機設置店舗率TOP3は以下。
(「およそ」は省略)
SアイムジャグラーEX-TP:設置店舗率 93%
S/甲賀忍法帖/LL絆2:設置店舗率 81%
SマイジャグラーVKD:設置店舗率 75%

月刊シークエンス2月号 業界羅針盤

先ずは年初頭の地震、航空機事故で命を落とされた方々の御冥福をお祈りいたします。

さて、1月の営業成績はいかがでしたでしょうか?

思い返せば2022年年末から2023年1月を支えたパチンコ機はPゴジラ対エヴァンゲリオン G細胞覚醒L、Pタイガー&バニーSFQA、、P 花の慶次3 TL5-MX、PビッグドリームSFJJを中心に期間およそ11万台程度の新機種導入。
稼働の中心にはP新世紀エヴァンゲリオン15 未来への咆哮とP Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.M08がありました。

そして2023年年末から本年初頭を支えたパチンコ機はP大海物語5HCL、Pシン・エヴァンゲリオンX、Pとある魔術の禁書目録2JMZを中心に今期もおよそ11万台程度の新機種導入となっています。
これらを11月後半のe Re:ゼロから始める異世界生活 season2M13が牽引しつつの営業となったわけですが、エヴァ15からe機のカオルver.も含めシン・エヴァへの稼働移行と鬼がかりからRe:ゼロseason2への稼働移行によって総OUTが伸びなかった事からパチンコは稼働伸びずも話題性のある新台効果で前年比若干増益といったところかなと。

月刊シークエンス新春号 「業界羅針盤」掲載コラム

「業界羅針盤」御愛読の皆様 明けましておめでとうございます。

2024年は辰年。私はと申しますと赤い色の衣服が似合う年齢を迎える事となるわけですが、
おっさんの戯言が羅針盤となっているのかどうかは甚だ疑わしいところもありますが、本年も宜しくお付き合いください。

さて、大学を卒業後この業界へ飛び込みかれこれ38年目へ突入。当時は1万7千軒余の産業規模だったと記憶しておりますが、
今や6,500軒余と若かりし頃には思いもしない状況となりこの歳にして産業規模の縮小に四苦八苦しているのが正直なところ。

長らく業界に携わって参りましたが、業界歴の中で最も危機的状況と身を持って感じたのは規制や何やらでは無くやっぱりコロナ禍。

業界における内的要因であればいくらでも対応できるのですが、世界が予期せぬあの様な外的要因による影響は経験した事がありませんでした。
この先何が起こるかなんてわかりませんが、一先ず本稿では2024年を進むにあたり、いま現在見えている事実、現実を中心に取り上げたいと思います。

ページ